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おと・る【劣る・減る】🔗⭐🔉
おと・る【劣る・減る】
〔自ラ五(四)〕
数量、利益などが減少する。損をする。費える。⇔まさる。*石山寺本大般涅槃経平安初期点‐九「其の瘡遂に増して、降(オトリ)損ること有ること無し」
他とくらべて価値、数量などが及ばない。⇔まさる。
1 価値、力量などがさがる。ひけをとる。負ける。*仏足石歌「拙劣(をぢな)きやわれに於止礼(オトレ)る人を多み」
2 身分、位などが低い。*枕‐一四六「おとりたる人の、ゐずまひもかしこまりたるけしきにて」
3 年月がおくれる。年が下である。*百法顕幽抄平安中期点「前のは壬申なり。第二のは癸酉なり。一年教(オトレ)り」


日国 ページ 3203 での【劣る】単語。