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●春日の神木(しんぼく)🔗🔉

●春日の神木(しんぼく) 奈良の春日大社の榊(さかき)の木。平安時代から室町時代にかけて、興福寺の僧徒たちが、朝廷に不満があるとき、多人数で、春日の神輿とともに捧げて都に持ち込み、朝廷に強訴した。 ●春日の使(つか)い =かすがさいし(春日祭使) ●春日の祭(まつ)り =かすがまつり(春日祭) かすが【春日】 姓氏。古代の名族。孝昭天皇皇子天足彦国押人命の後裔を春日氏族と総称し、その宗族を春日臣といった。はじめ大和国添上郡和邇に住し和珥臣と称し、のち同都春日に移り春日臣と称す。天武天皇のとき朝臣姓を賜い、五世紀以来の大氏族であったが、平安期をさかいにして勢力は衰微し、滅亡。同族に、粟田・柿本・山上・小野・大宅・和珥氏など数十氏ある。

日国 ページ 4117 でのしんぼく単語。