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かた‐ぶ・ける【傾ける】🔗⭐🔉
かた‐ぶ・ける【傾ける】
〔他カ下一〕
かたぶ・く〔他カ下二〕
1 斜めになるようにする。一方にかしがせる。*枕‐二四七「からかさ〈略〉横さまに雪を吹きかくれば、すこしかたぶけてあゆみ来るに」
2 滅亡させる。衰えさせる。*宇津保‐忠こそ「みかどかたぶけ奉らむとさわぎ侍るめる」
3 酒など飲む時、器をかしがせる。また、器の中の酒や茶などを飲む。*平家‐一〇「其時坏をかたぶけらる」
4 (中のものを出すのに器をかしがせるところから)中のものをすっかり出す。*石山寺本大智度論天安二年点「大海の水も傾(カタフケ)竭すべからぬがごとし」
5 非難する。けなす。*源氏‐乙女「あまりひきたがへたる御ことなりとかたぶけ侍るめるを」
6 ある物事に、力や精神などを集中させる。枕‐九〇「耳をかたぶけて問ふに」
7 こちらの思う通りに従わせる。*浮・好色一代男‐三「小半酒(こなからさけ)に両隣をかたぶけ」
かたぶ・く〔他カ下二〕
1 斜めになるようにする。一方にかしがせる。*枕‐二四七「からかさ〈略〉横さまに雪を吹きかくれば、すこしかたぶけてあゆみ来るに」
2 滅亡させる。衰えさせる。*宇津保‐忠こそ「みかどかたぶけ奉らむとさわぎ侍るめる」
3 酒など飲む時、器をかしがせる。また、器の中の酒や茶などを飲む。*平家‐一〇「其時坏をかたぶけらる」
4 (中のものを出すのに器をかしがせるところから)中のものをすっかり出す。*石山寺本大智度論天安二年点「大海の水も傾(カタフケ)竭すべからぬがごとし」
5 非難する。けなす。*源氏‐乙女「あまりひきたがへたる御ことなりとかたぶけ侍るめるを」
6 ある物事に、力や精神などを集中させる。枕‐九〇「耳をかたぶけて問ふに」
7 こちらの思う通りに従わせる。*浮・好色一代男‐三「小半酒(こなからさけ)に両隣をかたぶけ」
日国 ページ 4239 での【傾ける】単語。