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かに‐くさ【蟹草】🔗🔉

かに‐くさ【蟹草】 (「かにぐさ」とも)シダ類カニクサ科のつる性多年草。関東以西の山地に生える。つる状の地上部は葉の変形したもので、針金状の柄が他物にからみつき、長さ約一・五〜五メートルになる。葉状の部分は羽片で、基部で二分し、各々がさらに三〜五裂する。夏、上部の羽片の縁に胞子嚢群を生じる。胞子は漢方で海金砂といい、淋病治療に用いる。漢名、海金沙。つるしのぶ。はなかずら。しゃみせんづる。すなぐさ。《季・夏》

日国 ページ 4410 での蟹草単語。