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かぶと‐がに【兜蟹】🔗🔉

かぶと‐がに【兜蟹】 節足動物剣尾類の一種。全長六〇センチメートルに達する。形はうちわ状で、頭胸部、腹部の背面は大きな堅い甲でおおわれ、尾端から長い剣状の棒が突き出ている。目に柄はなく、胸脚は六対でカニやエビと異なり、分類上クモ類に近縁とされる。化石は古生代のシルリア紀から産出し、現在種は世界で五種類あり、生きている化石といわれ、日本では瀬戸内海から博多湾の浅海の砂中にすむ。天然記念物。産卵期は六月末〜七月上旬。うみどうがめ。どんがめ。うんきゅう。

日国 ページ 4465 での兜蟹単語。