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さら・す【晒す・曝す・す】🔗🔉

さら・す【晒す・曝す・す】 〔他サ五(四)〕(「さる(曝)」「される(曝)」に対する他動詞) 1 日光にあてて湿気をとる。干す。*今昔‐一〇・二五「麦を求めて〈略〉庭に曝す」 2 布などの色を白くするために、灰汁(あく)で煮たのち水で洗って日光に干す。単に水で洗って日光にあてて白くすることもあり、現代では薬品で処理して白くする。*万葉‐三三七三「多摩川に左良須(サラス)手作りさらさらになにそこの児のここだ愛しき」 3 洗う。*狭衣‐三「川上にさらし営んを役にして」 4 屋外に置いて雨風の当たるままにしておく。*東大寺諷誦文平安初期点「道の辺に骸をば曝(サラシ)」 5 あらわに人に示す。広く人々の目に触れるようにする。*竹取「まず射殺して外にさらさんと思ひ侍る」*虎寛本狂言・枕物狂「加様に老恥をばさらさじ物を」 6 目をある物に向けて見開いたままにしている。ある物を見ることに専念する。*談・風流志道軒伝‐一「日夜、朝暮仏経に眼をさらし」 7 さらしの刑に処する。*浄・傾城反魂香‐三熊野「親子諸共獄門にさらさるべし」 8 相場で、売買の注文を市場に出す。売買をする。

日国 ページ 8909 での晒す単語。