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しみ‐つ・く【染み着く・沁み着く】🔗🔉

しみ‐つ・く【染み着く・沁み着く】 〔自カ五(四)〕 1 色や匂いなどがうつりつく。深く染まる。しみこむ。*源氏‐末摘花「手づから、この紅花を書つけ、にほはして見給ふに<略>さもやしみつかむと、あやふく思ひ給へり」 2 心が深く執着する。心に深くとまって忘れられなくなる。*虎明本狂言・薬水「かんにたえて身にしみつくやうに、むまひぞむまひぞ」 3 平素の習慣がしみこんでいて、なかなか抜けなくなる。くせになる。「しみついた根性」*洒・浪花今八卦「やっぱり新造ぶれの音声しみ付てある也」 4 実直な言動をとる。地道にふるまう。*洒・浪花色八卦「有馬の小間物売がいふ様なしみついた挨拶して」

日国 ページ 9933 での染み着く単語。