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じん【仞】🔗⭐🔉
じん【仞】
高さ・深さの単位。七尺、四尺、五尺六寸ともいう。
じん【尽】🔗⭐🔉
じん【尽】
1 つきること。すべてなくすこと。
2 きわめること。すべてを出しきること。つくすこと。
3 「じんじつ(尽日)」の略。また、とくに三月尽を略していう。
じん【沈】(ヂン)🔗⭐🔉
じん【沈】(ヂン)
「じんこう(沈香)」の略。*枕‐一八四「ぢんの御火桶の」
●沈の箱(はこ)
1 沈の香木で作った箱。
2 香具の一つ。沈香を入れる二重の箱で、梨子地・蒔絵・堆朱・沈金彫りなどのものがある。上には沈香、下には香木を切るためののこぎり・槌などを入れる。
じん【神】🔗⭐🔉
じん【神】
⇒しん(神)
じん【陣】(ヂン)🔗⭐🔉
じん【陣】(ヂン)
1 兵士を排列して編成する隊伍。陣だて。陣列。*平家‐七「源平両方陣をあはす」
2 軍勢の駐屯する所。兵営。陣営。陣屋。
3 朝廷の行事に、武官が出仕して整列する所。また、武官の隊伍・行列。*古今‐八五「春宮のたちはきのぢんにて」
4 =じん(陣)の座
5 内裏内重の内部。陣中。*宇治拾遺‐二・八「ぢんに参りたりけるに、さき花やかに追はせて、殿上人の参りけるを見れば」
6 内裏諸門の異称。*枕‐三「左衛門の陣のもとに」
7 僧たちの出入口。*徒然草‐二三八「陣の外まで僧都みえず」
8 いくさ。戦い。合戦。「大坂夏の陣」*雑兵物語‐上「此度之御陣の御供に」
●陣の吉上(きちじょう)
内裏の近衛府・衛門府・兵衛府・馬寮などの陣の脇に詰めて、警衛の任についた下級武官。吉上。吉祥。
●陣の座(ざ)
通常は左右の近衛の陣の公卿の座席をさす。宮中の諸儀式に参列する公卿は本来宜陽殿に着するものとされたが、しばしば仮にここに着した。平安中期以降はここで陣の定めが行われた。なお、まれに宜陽殿の公卿の座などをさすこともある。仗座。陣頭(じんとう)。陣座。陣。
●陣の=定(さだ)め[=儀(ぎ)]
陣の座に大臣以下の公卿が着座して行った政務についての評議。仗議。陣定。
●陣の城(しろ)
柵を設け、堀をめぐらして、城のように築きあげた陣屋。
●陣を取(と)る
1 陣をしく。陣屋をかまえる。しかるべき場所を占有して軍勢を配備し、合戦などの準備をする。*平家‐六「同九日、当国横田河原に陣をとる」
2 場所を占める。ある場所を占領する。
日国 ページ 10999。