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セメン‐えん【セメン円】(‥ヱン)🔗🔉

セメン‐えん【セメン円】(‥ヱン) (セメンはラテンsemen)セメンシナを煎(せん)じて作る回虫駆除用の赤い丸薬。セメン。

セメン‐シナ🔗🔉

セメン‐シナ (ラテンsemen cina)シナの花のつぼみを乾燥させたもの。サントニンを含有し、回虫駆除薬とする。シナ花。

セメンタイト🔗🔉

セメンタイト (英cementite)炭化鉄の金属組織学上の名称。組成は Fe3C に相当。白色、斜方晶系結晶。炭素量六・六七パーセントの所で生じる金属間化合物。鉄鋼組織中最もかたいが、きわめてもろい。強磁性を示す。遊離状態では不安定で鉄と黒鉛に分解する。通常は鉄鋼の共晶成分として存在し、鋼の浸炭、熱処理、鋳鉄の黒鉛化などで重要な役割を果たす。

セメンテーション🔗🔉

セメンテーション (英cementation) 1 金属の表面処理法の一つ。金属表面の硬度、耐食性、耐熱性などを高めるため、他の元素を付着させ、内部に浸透・拡散させて被覆層を作ること。浸炭法が最もよく知られている。 2 軟弱地盤の補強や坑道掘削中に出る水をせき止めるため、セメントを注入する工法。

セメント🔗🔉

セメント (英・オランダcement)石灰を主成分とする土木建築用の無機質接合剤。石灰石、粘土などを粉砕し、焼(かしょう)・焼成してつくる。水中で硬化せず、空気中で硬化する気硬性セメント、水中でも硬化する水硬性セメントに大別される。一般には、普通ポルトランドセメントが用いられ、歯科用や美術などに用いられる特殊セメントもある。洋灰。水泥。セメン。

セメント‐がわら【セメント瓦】(‥がはら)🔗🔉

セメント‐がわら【セメント瓦】(‥がはら) セメントと砂の調合比二対三のモルタルで作った瓦(かわら)。

セメント‐しつ【セメント質】🔗🔉

セメント‐しつ【セメント質】 歯根の表面をおおう白色の骨組織の層。白亜質。

日国 ページ 11937