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そら‐じ【空路】(‥ぢ)🔗🔉

そら‐じ【空路】(‥ぢ) 1 よるべなく心もとない旅路の意。一説に、旅の途中の意、空へ行く道の意とも。*万葉‐三六九四「夢のごと道の蘇良治(ソラヂ)に別れする君」 2 そら。天空。

そら‐じぎ【空辞宜】🔗🔉

そら‐じぎ【空辞宜】 心にもない遠慮。口さきの遠慮。

そら‐じに【空死】🔗🔉

そら‐じに【空死】 死んだふりをすること。

そらし‐ばた【反畑】🔗🔉

そらし‐ばた【反畑】 =そり(反)7

そら‐じゃく【空尺】🔗🔉

そら‐じゃく【空尺】 目盛りを規定とちがえて、ごまかしてつくった物差し。

そら‐じょう【空錠】(‥ヂャウ)🔗🔉

そら‐じょう【空錠】(‥ヂャウ) (「錠」は「鎖(ジャウ)」の当て字)見かけばかりで役にたたない錠。また、かけたように見せかけた錠。

そら‐じょうご【空上戸】(‥ジャウゴ)🔗🔉

そら‐じょうご【空上戸】(‥ジャウゴ) 酒を飲んでも、すこしも酔いが顔色に出ないこと。また、その人。盗人上戸(ぬすっとじょうご)。

そら‐しょうそこ【空消息】(‥セウソコ)🔗🔉

そら‐しょうそこ【空消息】(‥セウソコ) その人の手紙やことづてでないのに、その人からだといつわること。また、その手紙やことづて。

そら‐しょうもん【空証文】🔗🔉

そら‐しょうもん【空証文】 いつわりの証文。

そら‐しらず【空知らず】🔗🔉

そら‐しらず【空知らず】 気がつかないふりをすること。知らない様子をすること。そらとぼけるさま。

そら・す【反らす】🔗🔉

そら・す【反らす】 〔他サ五(四)〕(「そる(反)」に対する他動詞で、「そらす(逸)」と同語源)後方へ曲げる。そるようにする。「指を反らす」*枕‐二七八「空を仰ぎ、胸をそらいたり」

そら・す【逸らす】🔗🔉

そら・す【逸らす】 〔他サ五(四)〕(「そらす(反)」と同語源。本来の位置、進むべき方向からそれるようにするの意) 1 逃げるようにする。逃がす。のがす。*大和‐一五二「とりかひ給ふほどに、いかがしたまひけむ、そらしたまひてけり」 2 わざとねらいをはずして、わきの方に向ける。また、ねらいがはずれ、捕らえそこなう。逸する。「打球を横へそらす」 3 他へ移す。他の方へまぎらす。「視線をそらす」「話をそらす」 4 人の気分を害する。機嫌をそこなう。*評判・吉原人たばね‐たじま「にんさうわろく、人をそらし、てきをあなどる」

日国 ページ 12454