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た‐ち【多智・多知】🔗🔉

た‐ち【多智・多知】 知恵の多いこと。

たち【達・等】🔗🔉

たち【達・等】 〔接尾〕 1 人を表す名詞・代名詞に付いて、複数を表す。また、そのすべてのものを含む意も表す。上代では、神・天皇・高貴な人に限られたが、時代が下がるにつれて範囲が拡大し、丁寧な表現として用いられるようになった。「ども」「ら」に比べて敬意が強い。*万葉‐四二四〇「いはへ神多智(タチ)」 2 複数の意が薄れ、軽い敬意を表す。*浄・堀川波鼓‐下「あみ笠召てお出なされたとの達は」 3 (「だち」とも)敬意を失って、目下の者、一人称の代名詞、また擬人化して動物などにも用いる。*読・弓張月‐続「汝達(タチ)がいふごとく」

だち【立】🔗🔉

だち【立】 〔語素〕 1 名詞に付いて出生地やおいたちを示す。*古今著聞集‐一二・四三五「此辺の海賊は、定めて熊野だちの奴原にてこそあるらめ」 2 車などにつける牛馬の数や船の艪の数、また、絵像などの人数に付いて、それだけの数でなりたっていることを示す。「八挺立ちの船」「四頭立ちの車」など。だて。 3 名詞に付いて、そのつくりのさまを表す。「顔立ち」「面立ち」「目鼻立ち」など。

たち‐あい【立合・立会】(‥あひ)🔗🔉

たち‐あい【立合・立会】(‥あひ) 1 たちあうこと。双方から出あうこと。出あって勝負を争うこと。 2 事実を見とどけるため、その場に同席すること。また、その人。立会人。 3 江戸幕府評定所の定式寄合の一種。寺社・町・勘定の三奉行のほか、目付(めつけ)が列座し、裁判および評議を行うもの。六日、一四日、二五日といったように、月三回の会合日が決められていた。 4 人の立ち交じること。人の多く立つこと。また、そのところ。*浄・傾城反魂香‐中「くるわは諸国の立合」 5 相撲で、両力士が立ち上がった瞬間。 6 能などで、芸の優劣を競うための共演。 7 取引所で、取引員または会員が一定時間に集まって行う売買取引。 8 =いりあい(入会)

たちあい‐えんぜつ【立会演説】(たちあひ‥)🔗🔉

たちあい‐えんぜつ【立会演説】(たちあひ‥) 選挙運動として、互いに異なる意見をもっている人々が同じ場所でかわるがわる行う演説。

たちあい‐しょうにん【立会証人】(たちあひ‥)🔗🔉

たちあい‐しょうにん【立会証人】(たちあひ‥) 後日の証拠にするために立ち会わせる証人。遺言の証人や、強制執行の際に立ち会わせる証人など。

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