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ともえ‐がわら【巴瓦】(ともヱがはら)🔗🔉

ともえ‐がわら【巴瓦】(ともヱがはら) 軒先の丸瓦。巴紋をつけたものが多いところからいう。鐙瓦(あぶみがわら)。ともえ。

ともえ‐ごぜん【巴御前】(ともヱ‥)🔗🔉

ともえ‐ごぜん【巴御前】(ともヱ‥) 平安末期の武将源義仲の側妾。中原兼遠の娘。武勇にすぐれた女性で、義仲の部将としてしばしば戦功を立て、義仲が近江に敗走した際も従い奮戦し勇名をあげたが、義仲にさとされて帰国。のち尼となり、越後国友松に移住したと伝えられる。生没年不詳。

ともえ‐そう【巴草】(ともヱサウ)🔗🔉

ともえ‐そう【巴草】(ともヱサウ) オトギリソウ科の多年草。北海道と本州の山地の草原に生える。茎は直立して高さ六〇〜九〇センチメートル。葉は長さ六〜一〇センチメートルの披針形、透明な細点が散布し基部は茎を抱いて対生する。夏、茎頂に径五センチメートルぐらいの黄色い五弁花を数花開く。果実は卵球形の果で裂開して多数の細かい種子を出す。花弁が巴形にねじれてつくところからこの名がある。正しい漢名は「連翹」だが、誤ってモクセイ科の名に用いられている。くさびよう。びようそう。おおおとぎり。《季・秋》

ともえ‐なげ【巴投】(ともヱ‥)🔗🔉

ともえ‐なげ【巴投】(ともヱ‥) 柔道で、相手を真前に崩し、自分の体を仰向けて倒しながら、利き足裏を相手の下腹部に当て、これを支点として相手を回転させて投げる技。

と‐もがな🔗🔉

と‐もがな (格助詞「と」に終助詞「もがな」が付いたもの)願望を表す。…としたいものだ。…であってほしい。*新古今‐一一四九「忘れじの行末まではかたければけふを限りの命ともがな」

ともえ‐なみ【巴波】(ともヱ‥)🔗🔉

ともえ‐なみ【巴波】(ともヱ‥) (波の形をとりあわせて描いた模様であるところから)=ともえ(巴)1

とも‐えり【共襟】🔗🔉

とも‐えり【共襟】 和服で、着物と同じきれで掛けたえり。洋服でもいう。

日国 ページ 14973