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とり‐あつ・める【取り集める】🔗🔉

とり‐あつ・める【取り集める】 〔他マ下一〕とりあつ・む〔他マ下二〕一つにあつめまとめる。残らず集める。寄せ集める。*宇津保‐忠こそ「その御文どもを、沈の箱ひとよろひにとりあつめて入れて」

トリアデ🔗🔉

トリアデ (ドイツTriade) 1 宗教で、三神を一組とすること。たとえば、エジプトのオシリス・イシス・ホルスやキリスト教の三位一体のたぐい。 2 ヘーゲル哲学で、弁証法の発展段階を正・反・合の三段階に分け、これら三者の対立と総合を通じて発展していくとするところから、この三段階を一組にしていう語。

とり‐あみ【鳥網】🔗🔉

とり‐あみ【鳥網】 木の枝などに張り渡して、鳥を捕獲する網。となみ。とあみ。

とり‐あやま・つ【取り過つ】🔗🔉

とり‐あやま・つ【取り過つ】 〔他タ四〕 1 しそこなう。取り扱いに失敗する。*源氏‐夕顔「忍びてと宣へれど、とりあやまちて少将も見つけて」 2 まちがって犯す。*源氏‐若菜下「帝の御女(め)をもとりあやまちて、事の聞えあらむに」

とり‐あやま・る【取り誤る】🔗🔉

とり‐あやま・る【取り誤る】 〔他ラ四〕思い違いをする。見立て違いをする。*源氏‐梅枝「とりあやまりつつ見ん人の」

とり‐あらそ・う【取り争う】(‥あらそふ)🔗🔉

とり‐あらそ・う【取り争う】(‥あらそふ) 〔他ハ四〕先を争って取る。奪い合う。*源氏‐東屋「残りの宝物りゃうじ侍る所所、一つにもまたとりあらそふべき人なし」

とり‐あわせ【取合】(‥あはせ)🔗🔉

とり‐あわせ【取合】(‥あはせ) 1 とり合わせること。調和するように配合すること。組み合わせ。調和。「これはよいとりあわせだ」 2 口添え。とりなし。仲介。*浄・心中万年草‐上「おいとまの出る様に取合せ頼みます」 3 俳諧で、物と物、素材と素材を取り合わせて発句を作る法。芭蕉門下の森川許六が特に主張した。

日国 ページ 15018