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とりい‐きよなが【鳥居清長】(とりゐ‥)🔗🔉

とりい‐きよなが【鳥居清長】(とりゐ‥) 江戸中期の浮世絵師。江戸の人。清満の門人。清満没後鳥居家四代を継承。はじめ鳥居派風の役者絵、美人画を描いたが、しだいにのびやかな描線による清長独自の女性描写を確立、その女性美は清長美人と俗称されている。(一七五二〜一八一五)

とりい‐きよのぶ【鳥居清信】(とりゐ‥)🔗🔉

とりい‐きよのぶ【鳥居清信】(とりゐ‥) 江戸初・中期の浮世絵師。大坂の人。鳥居派の開祖清元の子で鳥居派の初代。初め菱川師宣に私淑したが、しだいに芝居小屋の看板絵に適した大まかな、肥痩の強い描線による独自の画法、いわゆる瓢箪足・蚯蚓(みみず)描という豪放な筆致を創案。(一六六四〜一七二九)

とりい‐きよます【鳥居清倍】(とりゐ‥)🔗🔉

とりい‐きよます【鳥居清倍】(とりゐ‥) 江戸中期の浮世絵師。初世。清信の長男。弟ともいう。清信に比べて描線に柔らかみと生気が加わり、丹絵・漆絵による役者絵・美人画に優れた作がある。(〜一七一六)

とりい‐きよみつ【鳥居清満】(とりゐ‥)🔗🔉

とりい‐きよみつ【鳥居清満】(とりゐ‥) 江戸中期の浮世絵師。二世清倍の次男。鳥居家三代目。役者看板絵以外に黒本・黄表紙の挿絵、紅摺絵の美人画、役者絵などを描いた。(一七三五〜八五)

とりい‐しょうじ【鳥居障子】(とりゐシャウジ)🔗🔉

とりい‐しょうじ【鳥居障子】(とりゐシャウジ) 清涼殿の台盤所から鬼の間まで立て渡した衝立(ついたて)障子。台に立てた柱の上部が鳥居の形をしている。

とり‐い・ず【取り出ず】(‥いづ)🔗🔉

とり‐い・ず【取り出ず】(‥いづ) 〔他ダ下二〕 1 =とりいだす(取出)1、2 2 引きいだす。事を引きおこす。*源氏‐帚木「思ひかけぬさいはひ、とりいづる例ども、多かりかし」 〔自ダ下二〕 1 勢いよく出発する。いでたつ。〔日葡辞書〕 2 暮らし向きなどが向上する。気持が調子づく。*浮・日本永代蔵‐五「此跡取、金銀有に任て少し取出、手掛者を聞立」

日国 ページ 15020