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なかなか‐に【中中に】🔗🔉

なかなか‐に【中中に】 〔副〕物事の情況が不徹底であるさまをとらえ、それに対する主観的な判断の気持をこめて用いる。 1 (打消や疑問の表現を伴って)中途半端に。なまじっか。中途半端でもどかしくて不満足である気持をこめていう。*万葉‐‐三四三「中々(なかなか)に人とあらずは」 2 (仮定の表現を伴って)いっそのこと。むしろ。中途半端なもどかしさからのがれたい気持をこめていう。*万葉‐三九三四「奈加奈可(ナカナカ)に死なば安けむ」

なが‐なき【長泣・長鳴】🔗🔉

なが‐なき【長泣・長鳴】 1 (長泣)人が長いあいだ泣くこと。泣き続けること。 2 (長鳴)鳥獣が長いあいだ鳴くこと。また、長く声を引いて鳴くこと。

ながなき‐どり【長鳴鳥】🔗🔉

ながなき‐どり【長鳴鳥】 (他の鳥よりも長く声を引くところから)「にわとり(鶏)」の異名。

なが‐なす【長茄子】🔗🔉

なが‐なす【長茄子】 果実が細長いナスの栽培品種の総称。

なか‐なり【中馴】🔗🔉

なか‐なり【中馴】 (形動)=なかなれ(中馴)*日葡辞書「Nacanarino(ナカナリノ) イシャウ」

なが‐なり【長鳴】🔗🔉

なが‐なり【長鳴】 長い間ずっと鳴り響くこと。長く鳴り続けること。

なぐら🔗🔉

なぐら =なごろ

なか‐な・る【中馴る】🔗🔉

なか‐な・る【中馴る】 〔自ラ下二〕(「なる」は、長く使って古くなる意)中くらいに古びている。ちょうどよい程度に古びる。ほどよく古くなり、使い馴れる。*今昔‐二四・三一「四尺の屏風の中馴たる立てたり」

なか‐なれ【中馴】🔗🔉

なか‐なれ【中馴】 (形動)適当に着なれているさま。なかなり。*浮・好色五人女‐二「中なれなるゆかた」

なかにし【中西】🔗🔉

なかにし【中西】 姓氏。

なが‐にし【長螺】🔗🔉

なが‐にし【長螺】 イトマキボラ科の巻き貝。北海道南部以南の浅海底にすむ。殻はホラガイに似ているが小形で、殻頂がとがり、殻口の下端が細長くのびる。殻の高さ約一四センチメートル。表面は白色で、はげやすい黄褐色の殻皮でおおわれている。卵の袋は形から「ぐんばいほおずき」または「さかほおずき」と呼ばれ、女児のおもちゃにする。肉は赤く、食用になり、殻は貝細工に用いる。こうら。《季・夏》

日国 ページ 15216