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なんじゃ‐もんじゃ【何じゃもんじゃ】(なんぢゃもんぢゃ)🔗🔉

なんじゃ‐もんじゃ【何じゃもんじゃ】(なんぢゃもんぢゃ) (「何じょう物じゃ」の意)関東地方で、近辺に見られない巨木や珍しい大木を、樹種にかかわらずさしていう語。千葉県香取郡神崎町神崎神社境内のクスノキ、東京都明治神宮外苑のヒトツバタゴ、茨城県筑波山のアブラチャンなどが有名。あんにゃもんにゃ。

なんじゃもんじゃ‐ごけ【何じゃもんじゃ苔】(なんぢゃもんぢゃ‥)🔗🔉

なんじゃもんじゃ‐ごけ【何じゃもんじゃ苔】(なんぢゃもんぢゃ‥) 苔類ナンジャモンジャゴケ科のコケ。北海道・本州、ボルネオ・ヒマラヤ・北米西北部の高山に点々と分布し、岩のすき間にマット状の群落をつくる。茎は長さ約一センチメートル、まれに二叉状に分枝し、下部から鞭状の枝を出す。葉は棒状でもろく、不規則に茎につく。造卵器は茎の上部に散生し、幼葉によく似る。

なん‐しゅう【南宗】🔗🔉

なん‐しゅう【南宗】 1 仏語。 禅宗の一派。慧能(えのう)の系統をいう。その栄えた地に基づく名で、北宗が漸々修証を主とするのに対して、南宗は頓悟成仏を主とする。わが国に伝えられた禅宗はこの流派。江南の諸宗を江北の諸宗に対していう。 2 「なんしゅうが(南宗画)」の略。

なん‐じゅう【難渋】(‥ジフ)🔗🔉

なん‐じゅう【難渋】(‥ジフ) 1 物事の処理や進行が困難で渋滞すること。すらすらと事が運ばないこと。なやみしぶること。「交渉は難渋している」*滑・膝栗毛‐四「往来渡船の難渋をすくひ給はりし」 2 (形動)困ること。もてあますこと。迷惑がること。また、そのさま。「解読に難渋する文字」*浄・津国女夫池‐一「善悪の評定恐れありと、難渋してこそ見えにけれ」 3 (形動)暮らし向きが悪くて苦しむこと。貧困であること。また、そのようなさま。*人情・春色恵の花‐二「にはかに困窮難渋して、唐琴屋へもよりつかれずと」 4 出し惜しみすること。与えたり、貸したり、返したりするのを惜しみ渋ること。*仮・伊曾保物語‐上「主俄に欲念おこって、褒美のかねをなんじうせしめんがため」

日国 ページ 15482