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にぶにぶ‐
し【鈍鈍し】🔗⭐🔉
にぶにぶ‐
し【鈍鈍し】
〔形シク〕ひじょうに鈍い。きわめてはっきりしない。あいまいである。*狭衣‐三「少しにぶにぶしき事を、見たらばこそあらめ」

に‐ぶね【荷船】🔗⭐🔉
に‐ぶね【荷船】
荷物を運送する貨物船の総称。
にふのかわかみ‐じんじゃ【丹生川上神社】(にふのかはかみ‥)🔗⭐🔉
にふのかわかみ‐じんじゃ【丹生川上神社】(にふのかはかみ‥)
奈良県吉野郡にある旧官幣大社。上社(川上村)・中社(東吉野村)・下社(下市町)の三社に分かれる。天武天皇四年の創建と伝えられ、水神をまつり、祈雨・五穀豊穣の神として崇敬される。中社はふつう、雨師の明神といわれる。
にふふか‐に🔗⭐🔉
にふふか‐に
〔副〕語義未詳。大風が吹くさまを表す語か。突然にの意とも。*万葉‐九〇四「思はぬに横しま風の爾布敷可爾(ニフフカニ)おほひ来ぬればせむすべのたどきを知らに」
[補注]「にふぶに」と関係させる説があり、それならば、「にふぶ」に接尾語「か」のついた「にふぶか」で、笑うさまから風の吹くさまに意の転じたものと考えられる。
にふぶ‐に🔗⭐🔉
にふぶ‐に
〔副〕にこにことほほえむさま。*万葉‐三八一七「吾が背子は二布夫爾(ニフブニ)咲(ゑ)みて立ちませり見ゆ」
にぶ‐べ【壬生部】🔗⭐🔉
にぶ‐べ【壬生部】
⇒みぶべ(壬生部)
にぶ・む【鈍む】🔗⭐🔉
にぶ・む【鈍む】
〔自マ四〕=にばむ(鈍)*栄花‐鶴の林「世中の十が九は、皆にぶみ渡りたり」
にぶら・す【淬す】🔗⭐🔉
にぶら・す【淬す】
〔他サ四〕=にらぐ(
)*太平記‐一三「竜泉の水に淬(ニブラシ)て」

にぶ・る【鈍る】🔗⭐🔉
にぶ・る【鈍る】
〔自ラ五(四)〕(「にぶい(鈍)」と同源)
1 にぶくなる。するどさがなくなる。*小川本願経四分律平安初期点「若し刀鈍(ニブラ)ば、磨ぐこと聴す」
2 力や勢いが弱くなる。衰える。「決心が鈍る」
に‐ぶん【二分】🔗⭐🔉
に‐ぶん【二分】
1 (―する)二つに分けること。二つに分かれること。「農地を二分する」
2 春分と秋分。また、春分点と秋分点。
にぶん‐けいせん【二分経線】🔗⭐🔉
にぶん‐けいせん【二分経線】
天文学で、二分を通る時圏。
日国 ページ 15657。