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は‐かんぞう【葉甘草】(‥カンザウ)🔗🔉

は‐かんぞう【葉甘草】(‥カンザウ) 「あまちゃづる(甘茶蔓)」の異名。

パガン‐ちょう【パガン朝】(‥テウ)🔗🔉

パガン‐ちょう【パガン朝】(‥テウ) (パガンはPagan)ビルマ最初の統一王朝(一〇四四〜一二八七)。アノーラータがイラワジ川中流のパガンを都に建国。ビルマ文字をつくり、仏教国としての基礎を築いたが、元のフビライに滅ぼされた。

はき【吐・嘔】🔗🔉

はき【吐・嘔】 はくこと。嘔吐(おうと)。

はき【掃】🔗🔉

はき【掃】 1 箒(ほうき)ではくこと。掃除。 2 上方の遊里で、遊女などを買いちらすこと。また、そのような移り気な客をいう。ほうき。

は‐き【破棄・破毀】🔗🔉

は‐き【破棄・破毀】 1 やぶりすてること。やぶりこわすこと。契約や約束事などを取り消すことにもいう。「婚約を破棄する」 2 民事・刑事の訴訟で、事後審査を行う上級の裁判所が、上訴を理由ありとして原裁判所の判決を取り消すこと。

は‐き【覇気】🔗🔉

は‐き【覇気】 1 覇者になろうとする心。積極的に物事に立ち向かおうとする意気。勝ち気。「覇気に乏しい」「覇気のある男」 2 野心。野望。やまき。

はぎ【接】🔗🔉

はぎ【接】 はぎ合わせること。また、そのはいだ部分。

はぎ【脛】🔗🔉

はぎ【脛】 足の膝から下、踝(くるぶし)から上の部分の称。すね。 ●脛に挙(あ)ぐ 1 衣を脛(はぎ)の上までまくり上げる。 2 胸のうちをあらわし示すことを、脛をあらわすのにかけていう。*古今‐一〇一四「いつしかとまたく心をはぎにあげて」

はぎ【萩】🔗🔉

はぎ【萩】 1 マメ科ハギ属の落葉低木または多年草の総称。特にヤマハギをさすことが多い。秋の七草の一つ。茎の下部は木質化している。葉は三小葉からなり互生する。夏から秋にかけ、葉腋に総状花序を出し、紅紫色ないし白色の蝶形花をつける。豆果は扁平で小さい。ヤマハギ・マルバハギ・ミヤギノハギなど。《季・秋》 2 襲(かさね)の色目の名。夏の萩の襲には、表が青で裏が赤または紫、秋の萩の襲には、表が蘇芳(すおう)で裏は萌葱(もえぎ)。織色では経青、緯蘇芳の表で、裏は青とする。 3 紋所の名。1の花・葉・枝を図案化したもの。抱き萩、萩の丸、束ね萩などがある。 4 おはぎ。ぼたもち。萩の餅。 5 花札で、七月を表す札。 山口県北部の地名。江戸時代は毛利氏三六万九千石の城下町として発展。萩焼・水産加工業が中心。昭和七年市制。 ●萩の強飯(こわめし) =はぎ(萩)の餅 ●萩の経青(たてあお) 装束の襲(かさね)の色目。萩襲の表を織色にした襲。縦糸を青、横糸を蘇芳(すおう)または紫とした表に、裏を青とした夏の襲。 ●萩の=夫(つま)[=花夫(はなづま)] (鹿が萩を妻として訪れるという言い伝えから)鹿の異称。 ●萩の露 ⇒親見出し ●萩の戸(と) (前庭に萩が植えてあったところからとも、障子に萩が描いてあったところからともいう)清涼殿の一室。夜の御殿の北、弘徽殿の上の局と藤壺の上の局との間にあった。《季・秋》 ●萩の花(はな) 1 萩に咲く花。 2 飯を粥(かゆ)のようにやわらかくたいて、椀に盛り、小豆の粉などを添えて食べるもの。 3 =はぎ(萩)の餅 ●萩=の[=が]花摺(はなず)り 萩の花が咲いている原に分け入って、衣服が萩の花の色に染まること。また、その衣服。萩の花を布にすり込んで染めることやその布もいう。 ●萩の餅(もち) 糯米(もちごめ)と粳(うるち)を混ぜてたき、すりこ木などですりつぶして丸め、上に餡(あん)またはきなこなどをつけたもの。おはぎ。ぼたもち。萩の花。萩の強飯。 ●萩の乱(らん) 明治九年山口県萩で、前原一誠ら不平士族が起こした反政府反乱。政府軍に包囲されて敗れ、前原は刑死。翌年の西南戦争の前駆的反抗運動。

日国 ページ 16188