複数辞典一括検索+

はつ‐はつ🔗🔉

はつ‐はつ 〔形動〕(「はつか」と同語源) 1 あることが、かすかに現れるさま、ちょっと行われるさま。ほんのちらっと。かすか。はつか。*万葉‐七〇一「波都波都(ハツハツ)に人を相見ていかにあらむ」 2 やっとのことでそうなるさま。かつかつ。*雑俳・柳多留‐三「来た月を入れてはつはつぐらい也」

ぱっぱ‐と🔗🔉

ぱっぱ‐と 〔副〕 1 金などをどんどん惜し気もなく使うさまを表す語。*滑・浮世風呂‐四「無益の事にパッパと湯水の様に使っては」 2 物事のやり方や歩き方や話し方が活発であるさま、あたりを憚らないさまなどを表す語。「ぱっぱと片付ける」 3 火などが燃えさかるさまを表す語。 4 タバコを吸うさまを表す語。すぱすぱ。 5 物が散ったり、あたりに広がったりするさまを表す語。

はつ‐はな【初花】🔗🔉

はつ‐はな【初花】 1 春になって、最初に咲く花。《季・春》 2 その季節になって最初に咲く花。 3 その草木に初めて咲く花。咲きはじめの花。 4 その年になって最初に咲く桜の花。また、咲いて間もないころの桜の花。初桜。 5 一八、九歳頃の少女をたとえていう語。初桜。 6 初潮。

はつはな‐いわい【初花祝】(‥いはひ)🔗🔉

はつはな‐いわい【初花祝】(‥いはひ) 女子が初潮を見たとき、一人前の女性になったとして祝うこと。また、その祝い。初他火(ういたび)。

はつはな‐ぞめ【初花染】🔗🔉

はつはな‐ぞめ【初花染】 紅花(べにばな)の初花で染めること。また、その染めたもの。

はつ‐はる【初春】🔗🔉

はつ‐はる【初春】 春の初め。しょしゅん。新春。新年。《季・新年》

はつはる‐づき【初春月】🔗🔉

はつはる‐づき【初春月】 陰暦正月の異名。《季・新年》

はつ‐ひ【初日】🔗🔉

はつ‐ひ【初日】 元日の朝日。初日の出。《季・新年》

はっ‐ぴ【法被・半被】🔗🔉

はっ‐ぴ【法被・半被】 (「法被(はふひ)」または「半臂(はんぴ)」の変化) 1 禅宗で、椅子を覆い包む布。 2 江戸時代、武家の中間などが着用した袖細、腰切りの羽織の一種。その家の紋やしるしが染め出してある。 3 =しるしばんてん(印半纒) 4 能装束の一つ。鎧(よろい)をつけた武将や、鬼神などの役に扮するときに用いる。広袖で前身(まえみ)と後身(うしろみ)とははなれて、裾が幅六センチメートルほどの共切れのまちでつないである。

日国 ページ 16432