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はま‐よもぎ【浜艾】🔗🔉

はま‐よもぎ【浜艾】 1 キク科の多年草。高さ六〇〜九〇センチメートル。茎は上部でよく分枝する。葉は羽状に全裂し、裂片は細い線形。根生葉には長柄があり、茎葉の基部は広く茎を抱く。秋、径二ミリメートル弱の頭花が多数大型の円錐花序につく。 2 植物「ふくど」の異名。

はまり【填・嵌】🔗🔉

はまり【填・嵌】 1 はまること。嵌入(かんにゅう)。 2 あてはまること。 3 女色などにおぼれたり、熱中したりすること。また、そのための失敗。*浮・新吉原常々草‐下「初心のうちかしこき太鞁つれずしてはかならずはまりたびたびなれば」 4 策略におちいること。だまされること。*浄・大原御幸‐一「是は粗相や大はまり」 5 考えちがい。まちがい。あてはずれ。*浄・日本西王母‐一「大抵の梅桜と同じ事に思するさうなが、それは大きなおはまり」 6 鷹狩りで、鷹が鳥を追い落とすこと。また、その落ちた場所。

はまり‐かた【填肩】🔗🔉

はまり‐かた【填肩】 ふたり以上で物をかつぐとき、その肩の高さがよくそろうこと。また、その人。

はま‐りきゅう【浜離宮】🔗🔉

はま‐りきゅう【浜離宮】 東京都中央区浜離宮庭園にあった離宮。現在は浜離宮恩賜庭園。将軍家の御鷹場が承応三年松平綱重の下屋敷となり、さらに六代将軍家宣の西丸御屋敷となって、のち御浜御殿と呼ばれ、明治以降浜離宮となる。第二次世界大戦後東京都に下賜。潮入池を中心とした回遊式臨海庭園。

はまり‐やく【填役・嵌役】🔗🔉

はまり‐やく【填役・嵌役】 その人に最も適している役。また、ある役にぴったりあてはまる人。適役。

はま・る【填る・嵌る】🔗🔉

はま・る【填る・嵌る】 〔自ラ五(四)〕 1 ぴったりと合ってはいる。ちょうどうまくはいる。「型にはまる」「格子のはまった店先」*観智院本名義抄「捶ハマル」 2 うまく条件に合う。適当する。あてはまる。「役にはまる」*評判・色道大鏡‐四「此風によくはまりたる傾城は」 3 心をうちこむ。意気ごむ。*政談‐三「是よりして役儀にはまる心出来る者也」 4 落ちこむ。陥る。*俳・鴉鷺誹諧「堀へはまりて死にたるは何」 5 何かにかかわりあって身動きできなくなる。夢中になる。また、特に女色におぼれる。*日葡辞書「アクニ famaru(ハマル)」 6 ある事柄に関係したり仲間に加わったりする。*伎・霊験曾我籬‐九幕「こりゃアコレ長兵衛が一枚はまってゐる故だと思やれ」 7 策略にひっかかる。いっぱいくわされる。だまされる。「計略にはまる」*浮・世間胸算用‐一「皆人賢過て、結句近き事にはまりぬ」

日国 ページ 16565