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ひこ‐じら・う【引こじらう】(‥じらふ)🔗🔉

ひこ‐じら・う【引こじらう】(‥じらふ) 〔他ハ四〕=ひこじろう*源氏‐朝顔「ややひさしう、ひこじらひあけて、入り給ふ」

ひこ‐じろ・う【引こじろう】(‥じろふ)🔗🔉

ひこ‐じろ・う【引こじろう】(‥じろふ) 〔他ハ四〕 1 無理に引っぱる。ひきしろう。ひこじらう。*源氏‐若菜上「猫は<略>逃げんとひこじろふほどに」 2 贈り物などを無理に押しつけたり押し戻したりして争う。*源氏‐宿木「返しなどひこしろふべきにもあらねば」

ひご‐ずいき【肥後芋茎】🔗🔉

ひご‐ずいき【肥後芋茎】 肥後国(熊本県)に産する蓮芋(はすいも)の茎を細長く切って乾燥したもの。淫具としても用いる。

ひこ‐ずら・う【引こずらう】(‥づらふ)🔗🔉

ひこ‐ずら・う【引こずらう】(‥づらふ) 〔他ハ四〕 1 何度も強く引く。あれこれと引いてみる意とも。*古事記‐上・歌謡「嬢子の寝(な)すや板戸を<略>比許豆良比(ヒコヅラヒ)」 2 つかむ。つかむようにする。からませる。*猿投本文選正安四年点「熊虎升りて(たきやく)とひこづらふ」

ひこ‐ず・る【引こずる】(‥づる)🔗🔉

ひこ‐ず・る【引こずる】(‥づる) 〔他ラ四〕力をこめて引く。ひっぱって行く。引きずる。ひこじる。ひこずらゆ。*天降言「岩ばしる淡海の白猪ひこづりて」

ひご‐たい【平江帯・漏盧】🔗🔉

ひご‐たい【平江帯・漏盧】 キク科の多年草。本州の愛知県と岡山県、四国、九州の日当たりのよい草原に稀に生える。高さ約一メートル。葉は長さ一五〜二五センチメートルの広披針形で羽状に分裂、縁に小さな棘をもち裏に白毛を密生。根生葉には長い柄がある。秋、枝端に青紫色で径約五センチメートルの球状の頭花が咲く。小花はすべて管状花。果実には黄褐色の毛を密布。漢名、漏盧。ひんごうたい。るりひごたい。

ひ‐こつ【皮骨】🔗🔉

ひ‐こつ【皮骨】 脊椎動物の真皮の化骨作用による二次骨で、結合組織中に軟骨の基礎がなくて発生した骨。魚類の鱗やカメ類の甲など、外骨格を形成。

ひ‐こつ【腓骨】🔗🔉

ひ‐こつ【腓骨】 脛骨(けいこつ)とともに下腿(かたい)骨を構成する骨。下端は外くるぶしとなる。

日国 ページ 16909