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もとゆい‐がみ【元結紙】(もとゆひ‥)🔗🔉

もとゆい‐がみ【元結紙】(もとゆひ‥) 男女が髪の根を束ねるのに用いる紙。色は白と黒。元結。もといがみ。

もと‐よしわら【元吉原・本吉原】(‥よしはら)🔗🔉

もと‐よしわら【元吉原・本吉原】(‥よしはら) 明暦三年の浅草移転以前の、江戸葺屋町(東京都中央区日本橋堀留町・人形町)付近にあった吉原遊郭のこと。

もと‐より【元より・固より・素より】🔗🔉

もと‐より【元より・固より・素より】 〔副〕(本来、「もと」は名詞、「より」は格助詞) 1 (「もと」は過去の定まった時間を意味する)昔から。古くから。初めから。以前から。「もとより覚悟のうえのこと」*伊勢‐九「もとより友とする人ひとりふたりしていきけり」 2 (「もと」はその事物が根源に具有する性質の意)本質的に。元来。もともと。*土左「ふなぎみの病者、もとよりこちごちしきひとにて」 3 転じて、言うまでもなく。もちろん。「若者はもとより老人、子供に至るまで」*太平記‐三八「討たれば元来(モトヨリ)の儀、討れずは懸抜けて」

もとら‐か・す【戻らかす】🔗🔉

もとら‐か・す【戻らかす】 〔他サ四〕(「かす」は接尾語)反らせる。ねじるようにする。ねじれ曲がるようにする。よじる。もとらす。*大日経長保二年点‐四「風火輪を差ひに戻(モトラカシ)て之を伸べしむ」

もとら・す【戻らす】🔗🔉

もとら・す【戻らす】 〔他サ四〕=もとらかす(戻)*大日経治安二年点‐四「風火輪を差ひに戻(モトラシ)て之を申べしむ」

もどり【戻】🔗🔉

もどり【戻】 1 もとへもどること。もとの状態に復すること。 2 帰り。また、帰り道。 3 人形浄瑠璃や歌舞伎で、敵役と思われた人物が劇の進行につれ、善心にもどって本心を打ち明けること。また、その演技や演出。 4 鉤(かぎ)や釣り針の端の逆にとがって出た部分。物を刺してひっかけるためのもの。

もどり【翻筋斗】🔗🔉

もどり【翻筋斗】 (「もどり(戻)」から)=もんどり(翻筋斗)*古今著聞集‐一一・四一〇「山がらのもどりうつやうに飛びかへられたりける」

日国 ページ 19546