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ものぐさ‐たろう【懶太郎・物臭太郎】(‥タラウ)🔗🔉

ものぐさ‐たろう【懶太郎・物臭太郎】(‥タラウ) (古くは「ものくさたろう」)ものぐさな者を小馬鹿にし、人名のようにいった語。 ⇒ものくさたろう(物くさ太郎)

ものくさたろう【物くさ太郎】(ものくさタラウ)🔗🔉

ものくさたろう【物くさ太郎】(ものくさタラウ) 室町時代の御伽草子。二巻。作者・成立年ともに未詳。恋愛求婚談・立身出世談。信濃国の物臭太郎という不精者が歌才によって宮中に召され、貴族の出身で善光寺如来の申し子であることがわかって出世する。

ものぐさ‐どうしん【懶道心・物臭道心】(‥ダウシン)🔗🔉

ものぐさ‐どうしん【懶道心・物臭道心】(‥ダウシン) 生活の苦労をいやがって出家した僧。

もの‐ぐねり【物ぐねり】🔗🔉

もの‐ぐねり【物ぐねり】 ひがむこと。すねること。また、意地悪をすること。*日葡辞書「Monoguneriuo(モノグネリヲ) スル ヒト」

もの‐ぐら・し【物暗し】🔗🔉

もの‐ぐら・し【物暗し】 〔形ク〕何となく暗い。薄暗い。*能因本枕‐三二一「物くらふなりて、文字も書かれずなりにたり」

モノグラフ🔗🔉

モノグラフ (英monograph)一つの問題だけを対象に書かれた研究論文。モノグラフィー。

モノグラフィー🔗🔉

モノグラフィー (フランスmonographie ドイツMonographie)=モノグラフ

モノグラム🔗🔉

モノグラム (英monogram)頭文字などを組み合わせ、図案化したもの。署名の代わりとして美術品などに記されたり、印鑑に用いられたりする。

モノクル🔗🔉

モノクル (オランダ・英・フランスmonocle)片眼鏡。

もの‐ぐるい【物狂】(‥ぐるひ)🔗🔉

もの‐ぐるい【物狂】(‥ぐるひ) (古くは「ものくるい」) 1 気が狂うこと。狂人。また、その人。狂気。乱心。*枕‐二六七「誰てふものぐるひか、我人にさ思はれんとは思はん」 2 神がのりうつること。神がかること。また、その人。*平家‐二「此物ぐるひはしりまはって」

もの‐ぐるおし・い【物狂おしい】(‥ぐるほしい)🔗🔉

もの‐ぐるおし・い【物狂おしい】(‥ぐるほしい) 〔形口〕ものぐるほし〔形シク〕気違いじみている。ものにとりつかれて正気を失っているようだ。ものぐるわしい。*蜻蛉‐上「かくの給へるぞ、いとどものぐるをしき」 ものぐるおし‐げ(形動)/ものぐるおし‐さ(名)

日国 ページ 19566