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やながせ【柳ケ瀬】🔗🔉

やながせ【柳ケ瀬】 岐阜市の繁華街、柳ケ瀬通りをいう。 滋賀県伊香郡余呉町の地名。江戸時代は北陸街道木之本と椿市の間の宿駅であった。

やながわ【柳川】(やながは)🔗🔉

やながわ【柳川】(やながは) 福岡県南西部の地名。筑後川の河口左岸にあり、有明海に面する。江戸時代は立花氏一二万石の城下町として発達。干拓地が広く、クリークが縦横に走る。海苔の養殖、藺草の栽培・加工などを行う。昭和二七年市制。 「やながわなべ(柳川鍋)」の略。

やながわ【柳川】(やながは)🔗🔉

やながわ【柳川】(やながは) 姓氏。

やながわ【梁川】(やながは)🔗🔉

やながわ【梁川】(やながは) 姓氏。

やなぎ【柳】🔗🔉

やなぎ【柳】 (「矢の木」の意とも「楊(や)の木」の意ともいう) 1 ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木または低木の総称。葉は披針(ひしん)形または円状心臓形。雌雄異株。早春、葉に先だって尾状の花穂をつける。果実は成熟後二裂して冠毛のある種子を散らす。シダレヤナギ・アカメヤナギ・カワヤナギ・コリヤナギ・ネコヤナギ・シバヤナギなどがある。材は器具・薪炭用。街路樹や庭園樹として栽植される。漢名、柳。《季・春》 2 「やなぎがさね(柳襲)」の略。 3 「やなぎごし(柳腰)」の略。 4 「やなぎいろ(柳色)」の略。 5 (風を受けて1が素直になびくところから)逆らわないで素直なこと。*浄・重井筒‐上「御内儀は結構者、やなぎ、煤竹にやってじゃが」 6 花札で、一一月を表す札。二〇点札、一〇点札、および五点札、一点札が各一枚ある。雨ともいう。 ●柳に風(かぜ) 柳が風になびくように、少しも逆らわないこと。また、巧みに受けながすこと。 ●柳に=蹴鞠(けまり)[=鞠] 絵の取り合わせの一つ。蹴鞠に、柳を配した図柄。蹴鞠の庭の四隅には柳を植えるのを通例とした。 ●柳の糸(いと) 柳の枝の細いのを糸に見立てていう語。《季・春》 ●柳の営(いとな)み (「柳営(りゅうえい)」の訓読み)将軍の陣営。幕府。また、将軍。 ●柳の枝に雪折れはなし 柳の枝はよくしなうので雪が積もっても折れることがない意で、柔軟なものは堅強なものよりかえってよく事に耐えることのたとえ。 ●柳の鬘(かつら) 柳の若枝で作った鬘。葉のついた柳の枝を髪の飾りとしたもの。昔、三月の節供に用いた。やなぎかつら。《季・春》 ●柳の髪(かみ) 1 柳の枝の細くしなやかに垂れるさまを髪に見立てていう語。 2 女の髪の長く美しいさまを柳の枝にたとえていう語。 ●柳の酒(さけ) 清酒の銘の一つ。京都西洞院通にあった柳屋で醸造されたもの。美味で、しばしば名を盗用された。 ●柳の下にいつも泥鰌(どじょう)はおらぬ 柳の木の下で一度泥鰌を捕らえたことがあったとしても、いつもそこに泥鰌がいるとは限らない意で、一度まぐれあたりの幸運を得たからといって、再度同じ方法で幸運が得られると思うのはまちがいであること。 ●柳の間(ま) 江戸城本丸殿中の居間。白書院の前庭を西に、南は大広間に接して二室から成る。その襖に、狩野派の雪に柳の絵があるところから名づけられた。四位以下の大名および表高家(おもてこうけ)の詰所。 ●柳の眉(まゆ・まよ) 1 (「白居易‐長恨歌」の「芙蓉如面柳如眉」などから)柳の葉、または柳の萌え出た芽を眉に見立てていう語。 2 女性の細く美しい眉を柳の葉にたとえていう語。りゅうび。 ●柳は緑(みどり)花は紅(くれない) (蘇軾の詩の「柳緑花紅真面目」から) 1 柳は緑色をなし、花は紅に咲くように、自然そのままであること。また、ものにはそれぞれの自然の理が備わっていること。 2 春の美しい景色を形容するのにいう。 3 さまざまにものが異なっているありさまのたとえにいう。

日国 ページ 19796