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ゆ‐えん【由縁】🔗🔉

ゆ‐えん【由縁】 1 なんらかのかかわりあい。関係。ゆかり。*浄・夏祭浪花鑑‐六「ちっとこっちに由縁(ユヱン)も有り」 2 由来。わけ。由緒。「命名の由縁」

ゆ‐えん【油煙】🔗🔉

ゆ‐えん【油煙】 1 油脂や重油など、液体状の炭素化合物を不完全燃焼して生じる微細な炭素質の集合物。カーボンブラックの一種としてインクや黒色顔料、墨の原料となる。 2 「ゆえんずみ(油煙墨)」の略。

ゆえん‐がた【油煙形】🔗🔉

ゆえん‐がた【油煙形】 1 油煙墨をはめて作るための型。 2 油煙墨の型を連想させる形状。建築金物や甲冑類の双鋲の座にみられる。

ゆえんさい‐ていりゅう【油煙斎貞柳】(‥テイリウ)🔗🔉

ゆえんさい‐ていりゅう【油煙斎貞柳】(‥テイリウ) 「たいやていりゅう(鯛屋貞柳)」の別号。

ゆえん‐ずみ【油煙墨】🔗🔉

ゆえん‐ずみ【油煙墨】 油煙で作った墨。油煙と膠とを混ぜて作った墨。

ゆえん‐だし【油煙出】🔗🔉

ゆえん‐だし【油煙出】 1 わらぶき屋根などにある煙出し。 2 室内の油煙などを抜くために、天井付近に設けられた装置。

ゆおう【硫黄】(ゆわう)🔗🔉

ゆおう【硫黄】(ゆわう) (「湯泡(ゆあわ)」の変化か。また、「硫」の字音「る」を日本語にとりいれるとき「ゆ」と発音したものとも) 1 =いおう(硫黄) 2 「ゆおうぎ(硫黄木)」の略。

ゆえん‐ひげ【油煙髭】🔗🔉

ゆえん‐ひげ【油煙髭】 油煙を塗って描いた作り髭。江戸時代、奴(やっこ)などがしたもの。

ゆおう‐ぎ【硫黄木】(ゆわう‥)🔗🔉

ゆおう‐ぎ【硫黄木】(ゆわう‥) 杉や檜などの薄い木片の一端に硫黄を塗りつけたもの。火を移し点ずるときに用いる。つけぎ。

ゆ‐おけ【湯桶】(‥をけ)🔗🔉

ゆ‐おけ【湯桶】(‥をけ) 1 入浴時に用いる湯を入れる桶。 2 料理などに用いる湯を入れる桶。

ゆおびか(ゆほびか)🔗🔉

ゆおびか(ゆほびか) 〔形動〕 1 ゆたかにひろびろとしているさま。ゆったりとして穏やかなさま。*源氏‐若紫「こと所に似ずゆほひかなる所に侍る」 2 深遠で奥深いさま。奥ゆかしく上品なさま。*浮・近代艶隠者‐一「世に窈窕(ユヲビカニ)粧ひて」 3 心が広く大きいさま。寛容であるさま。*志濃夫廼舎歌集‐君来草「ゆほびかなる御心ばせのかたじけなさ」

日国 ページ 20005