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よわ‐むし【弱虫】🔗🔉

よわ‐むし【弱虫】 弱い人。臆病な人。いくじのない人。また、そのような人をののしっていう。

よわ‐め【弱目】🔗🔉

よわ‐め【弱目】 1 弱ったとき。からだが病気や疲労で弱った状態。弱り目。 2 弱い部分。弱いところ。

よわ‐・める【弱める】🔗🔉

よわ‐・める【弱める】 〔他マ下一〕よわ・む〔他マ下二〕弱くする。力や勢いを衰えさせる。*史記抄‐五「一になって、秦をよわめうとするぞ」

よわ‐もの【弱者】🔗🔉

よわ‐もの【弱者】 弱い者。臆病な人。いくじがない人。じゃくしゃ。

よわ‐よわ【弱弱】🔗🔉

よわ‐よわ【弱弱】 〔副〕きわめて弱いさま。いかにも弱そうなさま。*古今著聞集‐一二・四三六「力よはよはと覚候て」

よわよわ‐し・い【弱弱しい】🔗🔉

よわよわ‐し・い【弱弱しい】 〔形口〕よわよわし〔形シク〕きわめて弱い。いかにも弱そうである。また、ひどく弱っているようである。*発心集‐七「いとよはよはしきさまにて引入給ひにけり」 よわよわし‐げ(形動)/よわよわし‐さ(名)

よわり【弱】🔗🔉

よわり【弱】 弱ること。衰えること。

よわり‐き・る【弱り切る】🔗🔉

よわり‐き・る【弱り切る】 〔自ラ五(四)〕 1 非常に弱る。まったく衰える。はなはだ衰弱する。 2 ひどく困る。困りぬく。*滑・八笑人‐四「とかくおもしろくもない事をくどくならべ立られ、よわりきって」

よわり‐だいこん【弱大根】🔗🔉

よわり‐だいこん【弱大根】 (「尾張大根」をもじった語)弱ること。閉口すること。

よわり‐ぬ・く【弱り抜く】🔗🔉

よわり‐ぬ・く【弱り抜く】 〔自カ五(四)〕大いに弱る。大変弱る。よわりきる。「難問を抱え弱り抜く」

よわり‐は・てる【弱り果てる】🔗🔉

よわり‐は・てる【弱り果てる】 〔自タ下一〕よわりは・つ〔自タ下二〕 1 たいへん弱くなる。非常に衰える。*千載‐三三二「むしのねもよわりはてぬる秋のくれかな」 2 非常に困る。途方に暮れる。

よわり‐め【弱目】🔗🔉

よわり‐め【弱目】 弱った状態。弱った時。 ●弱り目に祟(たた)り目(め) 弱った時に重ねて不運にあうこと。不運の上に不運が重なること。泣き面に蜂。

よわ・る【弱る】🔗🔉

よわ・る【弱る】 〔自ラ五(四)〕 1 病気や疲労などで身体が弱くなる。衰弱する。⇔強る。*西大寺本金光明最勝王経平安初期点‐八「衆生は光色減し、勢力尽く衰(つひ)に微(ヨワリ)なむ」 2 勢いが衰える。かすかになる。⇔強る。*後拾遺‐二七二「秋風に声よはり行くすず虫の」 3 気力が衰える。心細くなる。⇔強る。*源氏‐夕霧「あさましきことをよわれる御心ちに」 4 困る。困却する。迷惑する。*滑・八笑人‐二「ときにかういふ手を付て野呂まを一番よわらせてやりてへ」 5 魚肉などの鮮度が落ちる。*浮・日本永代蔵‐二「弱(ヨハリ)し鯛の腹に針の立所」

日国 ページ 20354