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うみ‐い・ず【産み出ず】(‥いづ)🔗🔉

うみ‐い・ず【産み出ず】(‥いづ) 〔他ダ下二〕=うみだす(産出)1*源氏‐常夏「明石のおもとのうみいでたるはしも、さる世になき宿世にて」

うみ‐いだ・す【産み出す】🔗🔉

うみ‐いだ・す【産み出す】 〔他サ四〕=うみだす(産出)1

うみ‐いちご【海苺】🔗🔉

うみ‐いちご【海苺】 花虫類ウミトサカ科の腔腸動物。相模湾、瀬戸内海などにみられる。高さ二〜八センチメートル。紅色の棒状で全面に大形のポリプが密生。

うみ‐う【海鵜】🔗🔉

うみ‐う【海鵜】 ウ科の水鳥。鵜の仲間で最も大きく、全長約八五センチメートル。体は青緑色を帯びた黒色で、頭部には白地に灰黒色の斑点がある。くちばしの先端はかぎ状に曲がる。潜水がうまく、鵜飼に用いる。アジア大陸の北東部にすみ、日本では、北海道、岩手、山形以北、また福岡沖の島、伊豆神津島で繁殖。冬は各地の海岸の岩壁に群生する。

うみ‐うさぎ【海兎】🔗🔉

うみ‐うさぎ【海兎】 1 軟体動物「あめふらし(雨降)」の異名。 2 ウミウサギガイ科の巻き貝の一種。殻長一〇センチメートルくらいの卵形で、表面は純白色、内側は濃い紫褐色をしている。紀伊半島以南の暖海に広く分布し珊瑚礁の中にすむ。和名ウミウサギガイ。

うみ‐うし【海牛】🔗🔉

うみ‐うし【海牛】 軟体動物後鰓(こうさい)類のうち裸鰓(らさい)類の総称。巻き貝のなかまだが、ナメクジ状で殻をもたない。頭部にむち状または翼状をした一対の触角があり、これを牛の角に見たてた名称。体長は三〜一五センチメートルぐらいで、色や模様は種類によって異なるが、いずれも美しく、発光する種類もある。各地の沿岸にすみ、海藻などを食べる。

うみ‐うそ【海獺】🔗🔉

うみ‐うそ【海獺】 「あしか(葦鹿)」の異名。

うみ‐うちわ【海団扇】(‥うちは)🔗🔉

うみ‐うちわ【海団扇】(‥うちは) 1 腔腸動物トゲヤギ科の一種。枝を不規則に分岐して扇状に広がった群体をつくる。群体は真黒色で、老成したものでは高さが約一メートルになる。ポリプは枝の全面に分布するが、枝端では密集。紀伊半島以南の深い海底にすむ。 2 アミジグサ科の海藻。干満線付近の岩上に着生。高さ約一〇センチメートル。茎は褐色毛におおわれ、葉状体は扇形で、堅くて厚く、縁は二〜三裂する。生時は淡黄色を帯びるが、乾燥すると暗褐色に変わる。

日国 ページ 2168