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お‐かめ【阿亀】🔗🔉

お‐かめ【阿亀】 1 お多福の仮面。円顔で鼻が低く、おでこで、ほおの高い女の仮面。お多福面。お多福。 2 1に似た顔の女。醜女をあざけっていう場合が多い。*雑俳・柳多留‐一四「およしをかたづけお亀にむこをとり」 3 伊勢・尾張地方で宿場女郎、飯盛り女のこと。 4 「おかめそば(阿亀蕎麦)」または「おかめうどん(阿亀饂飩)」の略。

お‐がみ【男神・陽神・夫神】(を‥)🔗🔉

お‐がみ【男神・陽神・夫神】(を‥) 男である神。夫の神。陽神(ようしん)。

おがみ‐いし【拝石】(をがみ‥)🔗🔉

おがみ‐いし【拝石】(をがみ‥) 1 歴史上著名な人物が、そこから遥拝したという伝承をもつ石。また、その伝説。 2 氏神の境内などにあり、大昔、その石の上に神を勧請(かんじょう)したという伝承をもつ石。 3 造園法で、庭園の中の浄地に置く平石。

おがみ‐い・る【拝み入る】(をがみ‥)🔗🔉

おがみ‐い・る【拝み入る】(をがみ‥) 〔他ラ四〕心をこめて拝む。熱心に祈る。また、心から頼む。*源氏‐玉鬘「手を引きはなたずおがみ入てをり」

おがみ‐うち【拝打・拝討】(をがみ‥)🔗🔉

おがみ‐うち【拝打・拝討】(をがみ‥) 1 (拝むような形で刀を持つところから)刀の柄(つか)を両手で握り、頭上高く構えてからまっすぐに切り下ろすこと。拝み切り。 2 木摺(きずり)などを左右へ斜めに打ち付けること。

おかみ‐がわ【雄神川】(をかみがは)🔗🔉

おかみ‐がわ【雄神川】(をかみがは) 岐阜県北西部の烏帽子岳に発し、北流して富山湾に注ぐ庄川(しょうがわ)の古名。

おがみ‐ぎり【拝切】(をがみ‥)🔗🔉

おがみ‐ぎり【拝切】(をがみ‥) =おがみうち(拝打)1

おかみ‐け【御上家】🔗🔉

おかみ‐け【御上家】 1 貴族、または、貴族の家柄。公家(くげ)。 2 (形動)貴族的なさま。公家風な感じであるさま。上品なさま。*浮・好色二代男‐一「おかみけなる御所風あり」

お‐かみ‐さま【御上様】🔗🔉

お‐かみ‐さま【御上様】 他人の妻を敬って呼ぶ語。かみ様。*虎明本狂言・釣針「おかみさまをつらふよ」

お‐かみ‐さん【御上さん・御内儀さん】🔗🔉

お‐かみ‐さん【御上さん・御内儀さん】 (「おかみさま」の変化) 1 公家ことば。公家の夫人を敬って呼ぶ語。 2 他人の妻を敬って呼ぶ語。江戸時代、町家で普通用いたが、現在ではやや卑俗ないい方。おかみはん。*滑・浮世風呂‐二「おかみさんどうしなすった」 3 他家の年老いた妻。

日国 ページ 2914