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かい‐がら【貝殻】(かひ‥)🔗🔉

かい‐がら【貝殻】(かひ‥) 貝の体の外側をおおう殻。外とう膜から分泌される貝殻質と炭酸石灰の混合したもので形成され、二枚貝は殻皮(かくひ)層、角柱層、真珠層の三層からなる。石灰の原料に利用される。介殻(かいかく)。 ●貝殻で海を測る (「漢書‐東方朔伝」の「以天、以蠡測海、以鐘」から)小さな貝殻で、海の水をくんで、海水の量をはかる意で、自分の狭い見聞、知識をもとにして、大問題を議論することのたとえ。

かい‐から・ぐ【掻い絡ぐ】🔗🔉

かい‐から・ぐ【掻い絡ぐ】 〔他ガ下二〕からげる。*浄・曾我会稽山‐三「褄(つま)かいからげ走出でんと」

かいがら‐そう【貝殻草】(かひがらサウ)🔗🔉

かいがら‐そう【貝殻草】(かひがらサウ) 植物「かいざいく(貝細工)」の異名。

かいがら‐ついほう【貝殻追放】(かひがらツイハウ)🔗🔉

かいがら‐ついほう【貝殻追放】(かひがらツイハウ) 1 (古代ギリシアの「オストラキスモス(陶片追放)」の誤訳)=オストラシズム 2 ある社会集団から、有害な人物を排斥、追放すること。

かいがら‐ぼね【貝殻骨】(かひがら‥)🔗🔉

かいがら‐ぼね【貝殻骨】(かひがら‥) 肩胛骨(けんこうこつ)の俗称。

かいがら‐むし【貝殻虫】(かひがら‥)🔗🔉

かいがら‐むし【貝殻虫】(かひがら‥) 半翅目カイガラムシ上科に属する昆虫の総称。貝殻の長さ二〜九ミリメートル。カキ、ナシ、リンゴなど植物体に群居し、液汁を吸う。雌ははねはなく、終生植物に寄生し、分泌物の殻におおわれるが、雄は殻を破り一対のはねをもった成虫になる。ルビーロウムシ、ヤノネカイガラムシなど害虫となるものが多いが、イボタロウムシ、エンジカイガラムシなど分泌物や体成分が利用される種もある。

かいがら‐やき【貝殻焼】(かひがら‥)🔗🔉

かいがら‐やき【貝殻焼】(かひがら‥) 貝類の肉を、殻のついたまま調味して焼く料理。また、貝殻を鍋の代わりにするしょっつる鍋、つぼ焼きなどの料理もいう。

かいがら‐やね【貝殻屋根】(かひがら‥)🔗🔉

かいがら‐やね【貝殻屋根】(かひがら‥) 檜皮(ひわだ)、杉皮などで葺いた屋根に、押えのために貝殻をのせたもの。海岸地方の小屋などに見られる。

かい‐かわせ【買為替】(かひかはせ)🔗🔉

かい‐かわせ【買為替】(かひかはせ) 外国為替銀行が、輸出業者などから外国為替手形を買い入れること。また、その手形。

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