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かつしか‐ほくさい【葛飾北斎】🔗⭐🔉
かつしか‐ほくさい【葛飾北斎】
江戸後期の浮世絵師。葛飾派の祖。本姓、中島。幼名、時太郎、のち鉄蔵。別号、春朗、宗理、可候。江戸の人。勝川春章に師事して役者絵、美人画、絵本、さし絵などを描き、さらに狩野派、土佐派、琳派や、中国風、洋風の画法を修める。その影響はフランスの印象派にまで及んだ。代表作「北斎漫画」「富嶽三十六景」「千絵の海」など、(一七六〇〜一八四九)
かつしか‐わせ【葛飾早稲】🔗⭐🔉
かつしか‐わせ【葛飾早稲】
(「かづしかわせ」とも)下総国葛飾地方でとれた早生(わせ)の稲。
かっ‐しき【喝食】🔗⭐🔉
かっ‐しき【喝食】
1 禅宗で、大衆に食事を知らせ、食事について湯、飯などの名を唱えること。また、その役をつとめる僧。のちには、もっぱら有髪の小童がつとめ、稚児(ちご)といった。喝食行者(かっしきあんじゃ)。
2 能面の一つ。1に似せて作ってある。額に銀杏(いちょう)の葉型の前髪を書いた半僧半俗の少年の面。前髪の大きさにより大喝食、中喝食、小喝食などの種類がある。喝食面。
3 昔、主に武家で元服までの童子が用いた髪型の一種。頭の頂の上で髪を平元結(ひらもとゆい)で結い、さげ髪にして肩のあたりで切りそろえる。「喝食姿」
4 歌舞伎の鬘(かつら)の一つ。もとどりを結んでうしろにたらした髪型。「船弁慶」の静など時代狂言で高位の女性の役に用いる。
5 女房詞。書状の宛名の書き方で、貴人に直接あてないで、そば人にあてる場合に使用される。*御湯殿上日記‐文明一四年七月一〇日「おか殿御かっしき御所。ふしみとの」
かっし‐き【割糸機】🔗⭐🔉
かっし‐き【割糸機】
屑糸を切りくずして、もとの綿の状態にもどす機械。
がっ‐しき【合式】🔗⭐🔉
がっ‐しき【合式】
〔副〕のこらず。ことごとく。合切。*談・古朽木‐三「合式お一人でなされうから」
かっしき‐あんじゃ【喝食行者】🔗⭐🔉
かっしき‐あんじゃ【喝食行者】
=かっしき(喝食)1
かっしき‐おうぎ【喝食扇】(‥あふぎ)🔗⭐🔉
かっしき‐おうぎ【喝食扇】(‥あふぎ)
能楽用の扇で、竹の生地のままの骨、地紙には雲月を描いたものが多い。喝食用に用いる。
日国 ページ 4314。