複数辞典一括検索+

クーロン🔗🔉

クーロン (Charles Augustin de Coulomb シャルル=オーギュスタン=ド―)フランスの物理学者、技術者。ねじりばかりを発明し、これを利用して帯電間、磁極間の引力および斥力に関する「クーロンの法則」を発見、静電気学、磁気学に定量的基礎を築いた。(一七三六〜一八〇六) (フランスcoulomb)電気量の単位。一アンペアの電流を一秒間通じるときに移動する電気の量。 ●クーロンの法則(ほうそく) フランスのクーロンが発見した物理法則。 1 電気力に関する法則。二つの点電荷の間に働く力は、両電荷を結ぶ直線に平行で、大きさは両電荷量の積に比例し、両電荷間の距離の二乗に反比例する。また、電気が同種ならば反発力、異種ならば吸引力である。一七八五年に発見。 2 磁気力に関する法則。二つの点磁極の間に働く力は、両磁極を結ぶ直線に平行で、大きさは両極の強さの積に比例し、両極間の距離の二乗に反比例する。一七八五年に発見。 3 摩擦力に関する法則。最大摩擦力は、接触面積の大小にかかわりなく、接触面の垂直な荷重だけに比例する。一七七九年に発見。

ぐう‐わ【寓話】🔗🔉

ぐう‐わ【寓話】 教訓的な内容を、他の事物、主として動物にかこつけて表わした、たとえ話。「イソップ物語」の類。

クーン🔗🔉

クーン (Richard Kuhn リヒャルト―)ドイツの化学者。有機合成、立体化学をはじめ多方面にわたり研究。特に、ビタミンB2の結晶単離と合成、ビタミンAの合成は有名。(一九〇〇〜六七)

くえ【柵】(くへ)🔗🔉

くえ【柵】(くへ) 柵(さく)。垣(かき)。→くえこし(柵越)

くえ【崩・潰】🔗🔉

くえ【崩・潰】 (動詞「くえる(崩)」の名詞化)山から土や岩などが崩れ落ちること。→いわくえ(岩崩)

く‐え【九会】(‥ヱ)🔗🔉

く‐え【九会】(‥ヱ) 仏語。真言密教で金剛界について立てる九つの名目。→九会曼荼羅(くえまんだら)

く‐え【九絵】(‥ヱ)🔗🔉

く‐え【九絵】(‥ヱ) スズキ科の海魚。体長一メートル以上に達する。体はやや側扁し、体色は緑がかった茶褐色で不規則な黒褐色の横帯が走るが、老成すると不明瞭となる。本州中部以南の沿岸の磯にすむ。美味。

日国 ページ 6014