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くさずり‐みじか【草摺短】🔗⭐🔉
くさずり‐みじか【草摺短】
(形動)鎧(よろい)の胴先の緒を締めあげて着ること。また、草摺を通常の五段より短く四段下りとしたもの。
くさ‐ずれ【草摺】🔗⭐🔉
くさ‐ずれ【草摺】
風などで草がゆれ動き、互いにすれ合うこと。
くさせんり‐が‐はま【草千里ケ浜】🔗⭐🔉
くさせんり‐が‐はま【草千里ケ浜】
熊本県東部、阿蘇山中央火口丘の烏帽子岳の北西方にひろがる草原。
くさ‐ぞうし【草双紙】(‥ザウシ)🔗⭐🔉
くさ‐ぞうし【草双紙】(‥ザウシ)
(草仮名で書かれた草紙の意とも、また、薄手の浅草紙を用いたので一種の悪臭があったところからの名ともいう)江戸時代の絵入り短編小説の一様式。広義には、赤本、黒本、青本、黄表紙、合巻(ごうかん)の総称。狭義には、合巻だけをさす。江戸で発生、展開したもので、江戸初期から婦女子向きの簡単な説明入り絵本として出はじめたが、次第に小説界や演劇界の動きに刺激されて複雑なものとなった。安永四年黄表紙の出現で、滑稽本、洒落本とともに大人向きの軽妙な小説となったが、その後、読本(よみほん)の影響で合巻となり、内容は再び婦女童幼向きのものとなった。装丁は、すきがえし紙の美濃紙四つ折五丁目を単位とし、五丁またはその倍数を一冊として冊数を重ね、表紙には絵を主にした外題をつけ、数冊を袋入りにして売った。草本。
くさ‐そてつ【草蘇鉄】🔗⭐🔉
くさ‐そてつ【草蘇鉄】
シダ類ウラボシ科の多年草。各地の山野の湿った林中に生え、庭園にも植えられる。直立する地下茎から多数の葉を束生する。葉は三〇〜四〇対ほどの羽片に分かれた羽状複葉で、栄養葉と胞子葉の別があり、型を異にする。栄養葉は春に出て高さ約一メートルになり鮮緑色を帯びる。胞子葉は秋、株の中心から出て高さ六〇センチメートルになり、褐色で、胞子嚢群をつける。地下枝を出して広がるので群生することが多い。ぜんまい状に巻いた若芽を食用とする。こごみ。こごめ。がんそく。
くさ‐だ【草田】🔗⭐🔉
くさ‐だ【草田】
1 草のはえた田。
2 稲のおい茂った田。*歌仙本公忠集「草田にて秋よりとほに見えしかど程へにければ刈り積みてけり」
日国 ページ 6058。