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くら‐ぼね【鞍橋・鞍骨】🔗🔉

くら‐ぼね【鞍橋・鞍骨】 馬の背に身体を固定させる装置。鞍具の代表として一般に鞍ともいう。

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〔終助〕 (助動詞「けり」が変化して東国語に残ったもの)回想し、確認する意を表わす。親しい間柄の会話だけに用いられる。江戸では、江戸時代後期以後は「たっけ」「だっけ」の限られた形で用いられた。→たっけ・だっけ。 1 過去の事柄を思い起こして、確かにそうだったと確認していう。*滑・浮世風呂‐四「骨(むかふずね)をぽきイリと折(たたっくぢ)くと足が二本ぶらに為(なっ)たっけが」 2 相手の関心に訴えるように質問する時にいう。「なんだっけ」など。 (「かえ」「かい」の変化した語)疑問の終助詞。親しい間で用いる。現在も各地の方言として「け」「けえ」の形で残るが、上方では、天保以後用いられるようになった。*雑俳・机の塵「雪の肌・此米にゃ石ありゃせんけ」

くらま【鞍馬】🔗🔉

くらま【鞍馬】 京都市左京区にある地名。鞍馬川に沿う鞍馬寺の門前町。 「くらまやま(鞍馬山)」または「くらまでら(鞍馬寺)」の略。 =くらまいし(鞍馬石)1 ●鞍馬の木(こ・き)の芽漬 京都の鞍馬付近で産する漬物の一種。通草(あけび)の若芽を木天蓼(またたび)の葉などといっしょにきざんで塩漬けにし、あとで陰干しにしたもの。京都みやげ。鞍馬漬。 ●鞍馬の竹切(たけき)り 六月二〇日に京都の鞍馬寺で行なわれる竹切りの儀式。大青竹を東西の柱などに縛りつけ、近江方と丹波方に分かれて山刀で切り、その遅速によりその年の両国の豊凶をうらなったものという。竹切り。《季・夏》 ●鞍馬の火祭(ひまつり) 京都、鞍馬山の由岐神社で、一〇月二二日(もと九月九日)に行なわれる祭。夜中に青少年が松明(たいまつ)を持って参詣し、神社では神輿(みこし)が御旅所に渡御する神事がある。鞍馬祭。

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