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ご‐ざ【御座】🔗🔉

ご‐ざ【御座】 1 天子など身分の高い人の座席。おまし。おましどころ。ぎょざ。 2 貴人がその座にあること。また、その座に着くこと。いらっしゃること。→ござある・ござない。 3 =ござだたみ(御座畳) 4 =ござぶね(御座船) 5 ⇒ござ(茣蓙) ●御座の間(ま) 天皇、摂関、将軍などの出御の座席を設けたへや。また、摂関、将軍などの平常の居室。 ●御座を直(なお)す 若衆などが寝室や居室などで主君の身のまわりの世話をすること。主君の御伽(おとぎ)をすること。

コサージ🔗🔉

コサージ (英corsage)〈コーサージ・コサージュ〉婦人が洋服の胸、えりもとなどにつける花飾り。西洋では、祝いの儀式につける習慣がある。

ござ‐あ・る【御座有る】🔗🔉

ござ‐あ・る【御座有る】 〔自ラ四〕ござあ・り〔自ラ変〕(鎌倉時代に起こり、室町時代に多く用いられた語で、「ござる」の前身。尊敬語・丁寧語ともに敬意の度合は極めて高い。否定形は「ござない」) 1 「ある」「いる」の意の尊敬語。 存在の主を敬っていう。いらっしゃる。おいでになる。*平家‐三「法皇は〈略〉錦帳ちかく御座あて」所有主を敬っていう。おありになる。*蒙求抄‐四「陛下は已に聖徳御座あって」 2 「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。*太平記‐二七「御身は何くへ御座ある人ぞ」 補助動詞。 1 補助動詞「ある」「いる」の尊敬語。*太平記‐一九「先帝第七の宮と一処に押し籠められて御座ありける処へ」 2 「ある」の意の丁寧語。*虎寛本狂言・煎物「罷出たる者は、洛中に住居いたす者でござある」

こ‐さい【小才】🔗🔉

こ‐さい【小才】 (形動)(「こざい」とも)ちょっとした事をうまくやってのけること。また、そのさまや能力。「小才の利く男」

こ‐さい【巨細】🔗🔉

こ‐さい【巨細】 1 大きいこととこまかいこと。細大。大小。きょさい。 2 (形動)細かくくわしいさま。一部始終。委細。きょさい。*太平記‐三七「巨細(コサイ)を申し置きにけり」 ●巨細の者(もの) 詳しいことを知っている人。何もかも承知している人。

日国 ページ 7710