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さくら‐がい【桜貝】(‥がひ)🔗⭐🔉
さくら‐がい【桜貝】(‥がひ)
ニッコウガイ科の二枚貝。北海道南部以南の沿岸に分布し、殻は浜辺によく打ちあげられる。殻は薄く、長さ二〜三センチメートルの扁平な楕円形で、表面に輪脈がある。殻の内外とも桜色で光沢があって美しい。貝殻細工に利用。古くからよく知られ、歌などに詠まれる。べにがい。はながい。《季・春》
さくら‐かざし【桜挿頭】🔗⭐🔉
さくら‐かざし【桜挿頭】
花の咲いた桜の小枝を頭上にかざすこと。また、そのもの。
さくら‐がさね【桜襲・桜重】🔗⭐🔉
さくら‐がさね【桜襲・桜重】
1 襲(かさね)の色目の名。白桜・花桜・紅桜などの総称。表は白、裏は赤、または葡萄染(えびぞめ)。なお、裏については濃紫・二藍(ふたあい)・縹(はなだ)などの諸説がある。女房の襲は上に白を重ね、下に紫、単(ひとえ)は緑とする。冬より春まで用いる。さくら。《季・春》
2 蹴鞠(しゅうきく)のわざの一つ。曲鞠(きょくまり)の一種。
さくら‐がしわ【桜柏・桜膳】(‥がしは)🔗⭐🔉
さくら‐がしわ【桜柏・桜膳】(‥がしは)
三方に桜の花を散らしかけ、その上に食器を置く膳立て。
さくら‐がみ【桜紙】🔗⭐🔉
さくら‐がみ【桜紙】
もとは反古紙を漉(す)きかえして、現在はマニラ麻、わらなどの繊維を用いて製する、小判の薄い柔らかな和紙。ちり紙などに用いる。
さくら‐がり【桜狩】🔗⭐🔉
さくら‐がり【桜狩】
1 山野に桜をたずねあるいて観賞すること。観桜。花見。桜見物。《季・春》*宇津保‐吹上上「さくらかりぬれてぞ来にし鶯の」
2 (交野(かたの)が桜の名所であり、また、皇室領の遊猟地でもあったので、桜を見ながら狩をしたところから)鷹狩の異称。
3 馬術で用いる語。
鷹狩で、退却ぐせのある馬が首を下横腹につけるようにまげて止まるとき、下頤の部分を鐙の先で蹴ること。花の木を折ることがあるのでこの名がある。
遠乗りで、馬の息づかいをはかって走らせる鞭のあて方。
箏曲。平調子。文化年間山田検校の作曲したもので、歌詞は越前家の息女の作という。花見の情緒を表現したもの。
長唄。安政年間二世芳村孝次郎(または、十世杵屋六左衛門)の作曲で、隅田川・吉原の桜気分を表現したもの。
1 山野に桜をたずねあるいて観賞すること。観桜。花見。桜見物。《季・春》*宇津保‐吹上上「さくらかりぬれてぞ来にし鶯の」
2 (交野(かたの)が桜の名所であり、また、皇室領の遊猟地でもあったので、桜を見ながら狩をしたところから)鷹狩の異称。
3 馬術で用いる語。
鷹狩で、退却ぐせのある馬が首を下横腹につけるようにまげて止まるとき、下頤の部分を鐙の先で蹴ること。花の木を折ることがあるのでこの名がある。
遠乗りで、馬の息づかいをはかって走らせる鞭のあて方。
箏曲。平調子。文化年間山田検校の作曲したもので、歌詞は越前家の息女の作という。花見の情緒を表現したもの。
長唄。安政年間二世芳村孝次郎(または、十世杵屋六左衛門)の作曲で、隅田川・吉原の桜気分を表現したもの。
日国 ページ 8623。