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さくら‐かん【桜羹】🔗🔉

さくら‐かん【桜羹】 水に浸した寒天に砂糖と葛粉を入れて煮立てたのち、冷やして固まったものを、桜の花の形をした金属製の型で抜きとった食品。

さくら‐がんぴ【桜雁皮】🔗🔉

さくら‐がんぴ【桜雁皮】 ジンチョウゲ科の落葉低木。相模、伊豆、駿河地方の山地に生える。ガンピに似るが、枝がやや細く、葉がまばらにつき、葉裏の毛も少なく、花序はよく分枝する。ガンピと同様に紙の原料とされ、修善寺紙はこれで作られたという。みやまがんぴ。いぬこがんぴ。

さくら‐ぎ【桜木】🔗🔉

さくら‐ぎ【桜木】 1 桜の木。 2 桜の材。特に、江戸時代、版木に多く用いたところから、版木の異称。

さくら‐きって【桜切手】🔗🔉

さくら‐きって【桜切手】 (印面の四すみに桜の花の模様があるところから)竜切手(りゅうきって)のあと明治五年七月から、同九年に小判切手が出るまで発行された郵便切手の俗称。半銭以上各種ある。

さくらぎみんでん【佐倉義民伝】🔗🔉

さくらぎみんでん【佐倉義民伝】 歌舞伎脚本。お家世話物。十一幕。明治二七年東京新富座初演。「東山桜荘子(ひがしやまさくらそうし)」以来、増補改作された佐倉宗吾劇の決定版。

さくら‐きりん【桜麒麟】🔗🔉

さくら‐きりん【桜麒麟】 サボテン科の低木。南アメリカ北部の原産。茎は径〇・八センチメートルぐらいで、枝にはとげがある。葉は長さ約二〇センチメートルになる。花は径約三センチメートルの淡紅紫色。

さく‐らく【錯落】🔗🔉

さく‐らく【錯落】 〔形動タリ〕入りまじるさま。

さくら‐こがね【桜黄金・桜金亀子】🔗🔉

さくら‐こがね【桜黄金・桜金亀子】 コガネムシ科の昆虫。体長約一八ミリメートル。卵形で背面が高くなり、体色はほぼ黄褐色で、銅緑色のものもある。六〜八月ごろ現れ、薔薇(ばら)、桜、栗などの葉を食害。灯火にもよく飛来する。各地にふつうに分布。

さくら‐ことば【桜言葉】🔗🔉

さくら‐ことば【桜言葉】 口先だけで言うほめことば。

さくら‐ごろも【桜衣】🔗🔉

さくら‐ごろも【桜衣】 桜襲(さくらがさね)の衣。また、桜の咲くころに着る春着。《季・春》

さくら‐じま【桜島】🔗🔉

さくら‐じま【桜島】 鹿児島市の対岸にある火山。コニーデ。火山島であったが、有史以来しばしば噴火し、大正三年の大爆発で南東部は大隅半島と陸続きになった。 小説。梅崎春生作。昭和二一年発表。終戦前後の基地桜島での「私」村上兵曹と兵士たちの極限状況に置かれた生と死の相克を描く。

日国 ページ 8625