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さんだん‐ろんぽう【三段論法】(‥ロンパフ)🔗⭐🔉
さんだん‐ろんぽう【三段論法】(‥ロンパフ)
論理学の用語。大名辞、媒名辞、小名辞という三つの名辞の間で、大名辞を含む大前提と小名辞を含む小前提の二つから、共通の媒名辞をなかだちとして、小名辞と大名辞からなる結論を引き出す推論形式。たとえば、「動物」「人間」「A氏」の三名辞の間で、「すべての人間は動物である、A氏は人間である、故にA氏は動物である」とする推論の類。
さん‐ち【山地】🔗⭐🔉
さん‐ち【山地】
1 山の多い土地。山の中の土地。やまち。
2 平野、高原、丘陵にくらべて、起伏が大きく、傾斜の急な斜面をもった、広域にわたる土地の高まりをいう。「秩父(足柄・北上)山地」
さんだんろんぽうがい‐の‐すいり【三段論法外の推理】(‥ロンパフグヮイ‥)🔗⭐🔉
さんだんろんぽうがい‐の‐すいり【三段論法外の推理】(‥ロンパフグヮイ‥)
〔連語〕三段論法の形式をとらない推理。たとえば、一つの前提から直接、結論を導き出す直接推理がある。
さん‐ち【山池】🔗⭐🔉
さん‐ち【山池】
1 山と池。また、山の中の池。
2 庭園の池。
さん‐ち【三知】🔗⭐🔉
さん‐ち【三知】
(「論語‐季氏」による語)生まれつきの資質によって、道を知るのに三段階あること。すなわち、生まれながらに知るもの、学んで知るもの、困難に遭遇してのちに知るものをいう。
さん‐ち【三智】🔗⭐🔉
さん‐ち【三智】
仏語。智慧を三種に分類したもの。
1 智度論で、声聞・縁覚の智、すなわちすべての存在について概括的に知る一切智、菩薩の智、すなわち衆生を教化するために道の種別を知る道種智、仏の智、すなわちすべての存在について平等の相とともに差別の相を知る一切種智の三つ。
2 菩薩地持経で、いっさいの煩悩を断ずる智である清浄智、いつ、どこでも、どんなことにも障碍のない智である一切智、いっさいのものについてすべて悟っている智である無碍智の三つ。
3 楞伽(りょうが)経で、外道・凡夫の智である世間智、自利的な声聞・縁覚の智である出世間智、衆生をも済度する仏菩薩の智である出世間上上智の三つ。
日国 ページ 9118。