複数辞典一括検索+
ぎほう‐れき【儀鳳暦】🔗⭐🔉
ぎほう‐れき【儀鳳暦】
上代に行なわれた太陰太陽暦の一種。李淳風(りじゅんぷう)によって作られ、唐の高宗の麟徳(りんとく)二年(六六五)に施行された麟徳暦が、儀鳳年間(六七六〜六七八)新羅(しらぎ)に伝わり、さらに日本にもたらされて、この名で呼ばれたものかという。持統天皇四年、元嘉暦(げんかれき)とともに行なう旨の記事が日本書紀にあるが、実際に元嘉暦と併用されたのは、六年からであり、文武天皇二年からは、この暦だけが用いられたともいわれる。天平宝字七年廃せられて、大衍暦(たいえんれき)がこれに代わった。
日国に「儀鳳暦」で始まるの検索結果 1-1。