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●名残の月(つき)🔗🔉

●名残の月(つき) 1 夜明けの空に残っている月。有明けの月。 2 陰暦九月十三夜の月のこと。前月十五夜の名月に対してその年の観月最後の月とするところからいう。後の名月。《季・秋》 ●名残の涙(なみだ) なごりを惜しんで流す涙。別離を惜しんで流す涙。別れの涙。 ●名残の花(はな) 1 散り残っている花。花盛りをしのばせる花。《季・春》 2 連句で名残の折によむ花。歌仙では名残の裏の第五句目に花の句をよみこむ。 ●名残の雪(ゆき) 1 春先まで消え残っている雪。 2 春になってから降る雪。《季・春》 ●名残を惜(お)しむ なごり惜しいと思う。別れを惜しむ。 なごり‐おし・い【名残惜しい】(‥をしい) 〔形口〕なごりをし〔形シク〕過ぎ去る物事に心ひかれ、長くとどめたい。また、別離がつらく心残りである。*古今六帖‐六「菊の花名残おしくも思ほゆるかな」 なごりおし‐が・る(自ラ五(四))/なごりおし‐げ(形動)/なごりおし‐さ(名)

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