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●名残の霜(しも)🔗🔉

●名残の霜(しも) (八十八夜以後霜は降らないとされたところから)八十八夜頃に置く霜。最後に置く霜。別れ霜。忘れ霜。《季・春》 ●名残の袖(そで) 1 (なごりを惜しむことを「袖を分かつ」にかけていう語)別れを惜しむことのたとえ。 2 香の名。一二〇種名香の一つ。質は伽羅。 ●名残の袂(たもと) =なごり(名残)の袖1 ●名残の=茶事(ちゃじ)[=茶(ちゃ)] 口切の茶事のあと約一か年、前年の茶を飲み、なお飲み残した前年の茶で、八月末から九月にかけて催す茶会。《季・秋》 ●名残の月(つき) 1 夜明けの空に残っている月。有明けの月。 2 陰暦九月十三夜の月のこと。前月十五夜の名月に対してその年の観月最後の月とするところからいう。後の名月。《季・秋》 ●名残の涙(なみだ) なごりを惜しんで流す涙。別離を惜しんで流す涙。別れの涙。 ●名残の花(はな) 1 散り残っている花。花盛りをしのばせる花。《季・春》 2 連句で名残の折によむ花。歌仙では名残の裏の第五句目に花の句をよみこむ。 ●名残の雪(ゆき) 1 春先まで消え残っている雪。 2 春になってから降る雪。《季・春》 ●名残を惜(お)しむ なごり惜しいと思う。別れを惜しむ。 なごり‐おし・い【名残惜しい】(‥をしい) 〔形口〕なごりをし〔形シク〕過ぎ去る物事に心ひかれ、長くとどめたい。また、別離がつらく心残りである。*古今六帖‐六「菊の花名残おしくも思ほゆるかな」 なごりおし‐が・る(自ラ五(四))/なごりおし‐げ(形動)/なごりおし‐さ(名)

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