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いき・る【生きる】🔗🔉

いき・る【生きる】 〔自カ上一〕い・く〔自カ上二〕(四段活用「生く」から転じて、中世頃から使われた) 1 生物として活動する。命を保つ。生存する。また、死にそうな状態からのがれて助かる。*宇治拾遺‐二・一二「とく逃げのきて命いきよ」 2 死んだもの、死にかけたものが、命をとりもどす。よみがえる。蘇生する。*滑・浮世風呂‐二「死んで見たら、また生(イキ)たがるだらう」 3 生活する。くらす。「まじめに生きる」「歌(詩)で生きる」 4 ある物事に精魂を傾ける。生きがいを見いだす。「歌に生きる」 5 (比喩的に) 生命のあるものとして存在する。「いつまでも心の中に生きている」生き生きとする。「その一語で文章が生きる」はたらきや効力がある。「こういう時に法律が生きる」「あの約束はまだ生きている」印刷物の校正で、一度消したものをもとどおりでよいとする。 6 碁で、相手の石に囲まれた石が目を二つ以上もっている。 ●生きた=心もせぬ[=心地もしない] (非常に危険な状況にあって)生きているような気持がしない。 ●生き=た[=ている]空がない (恐ろしさ、悲しさなどがあまりに強くて)生きている気持がしない。 ●生きて海月(くらげ)の骨いためず 長生きしていれば、めったにはない良い時節にめぐりあうことができるということ。 ●生きて五鼎(ごてい)に食わずんば死して五鼎に烹(に)られん (「史記‐主父偃伝」の「丈夫生不五鼎食、死即五鼎烹耳」から)一生涯に五つの鼎(かなえ)に盛った五種の馳走をそなえて食べるほどに立身出世できなければ、むしろ大罪を犯して五鼎の中で煮られて死んだほうがましだ。 ●生きての=名聞[=望み]死しての=訴え[=満足] この世では名誉であり、あの世へ行った時は地獄の閻魔に晴れの報告ができることだ。自分にとって光栄であることにいう。 ●生きる瀬死ぬる瀬 生きるか死ぬかの分かれめ。生死の瀬戸際。

●生きる瀬死ぬる瀬🔗🔉

●生きる瀬死ぬる瀬 生きるか死ぬかの分かれめ。生死の瀬戸際。 いき・る【熱る・る】 〔自ラ四〕 1 あつくなる。ほてる。むしむしする。→熱(いき)れる。*観智院本三宝絵‐下「さむくひゆる事を除く、あつくいきる事を除くと」 2 息づかいを荒くして怒る。いきまく。*浄・心中刃は氷の朔日‐上「取出し下さりませとぞいきりける」 3 調子に乗って勢いこむ。元気づく。*舞正語磨‐上「はねいきりたる翁なり」

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