すず‐しろ【蘿蔔・清白】 「だいこん(大根)」の異名。春の七草の一つ。《季・新年》

すずしろ‐そう【蘿蔔草】（‥サウ） アブラナ科の多年草。本州の近畿以西、四国、九州の山地の渓間や岩上に生える。高さ一〇〜二五センチメートル。茎・葉ともに細毛を密布。茎は長い匍蔔(ほふく)枝を出す。根葉は長柄を持ち群生し、長さ三〜七センチメートルの楕円状へら形で縁にあらい鋸歯がある。茎葉はふつう無柄。早春、茎頂に白い十字形花が数個咲く。果実は長さ約三センチメートルの線形で種子には狭い翼がある。

すずしろ‐な【蘿蔔菜・清白菜】 「だいこん(大根)」の異名。

ら‐ふく【蘿蔔】 植物「だいこん(大根)」の漢名。