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さぬき【讚岐】🔗🔉

さぬき【讚岐】 南海道六か国の一つ。大化改新後一国となる。鎌倉時代には佐々木氏が守護となり、南北朝時代以後細川、三好、長宗我部氏らが領有。廃藩置県後、香川、名東、愛媛県を経て香川県となる。讚州。

さぬき‐いし【讚岐石】🔗🔉

さぬき‐いし【讚岐石】 主に縄文期に石鏃(せきぞく)の原石として使用された讚岐岩をいう。→讚岐岩

さぬき‐えんざ【讚岐円座】(‥ヱンザ)🔗🔉

さぬき‐えんざ【讚岐円座】(‥ヱンザ) =さぬきわらざ(讚岐藁座)

さぬき‐がん【讚岐岩】🔗🔉

さぬき‐がん【讚岐岩】 黒色で緻密な安山岩。讚岐国(香川県)に産することからいうが、他に大阪府と奈良県の境の二上山雄岳付近にも多い。古銅輝石、磁鉄鉱などを含む。多く貝殻状の断口を示す。石材として利用。たたくと音を発する。かんかん石。

さぬき‐さんみゃく【讚岐山脈】🔗🔉

さぬき‐さんみゃく【讚岐山脈】 香川・徳島の県境を東西に走る山脈。最高峰は竜王山(一〇五七メートル)。

さぬき‐の‐すけ【讚岐典侍】🔗🔉

さぬき‐の‐すけ【讚岐典侍】 「讚岐典侍日記」の作者。本名藤原長子。父は讚岐入道藤原顕綱、姉は藤原俊成の外祖母伊予三位兼子で、共に歌人。堀河天皇の典侍(てんじ)となり寵愛をうけたが天皇の死により宮中を退く。のち白河院の命により鳥羽天皇に仕えたが病で退いた。生没年不詳。

さぬきのすけのにっき【讚岐典侍日記】🔗🔉

さぬきのすけのにっき【讚岐典侍日記】 日記。二巻。讚岐典侍(藤原長子)著。嘉承二年六月から翌年一二月晦日までの記事で、上巻には堀河天皇の発病から崩御まで、下巻には鳥羽天皇に出仕しながら、堀河天皇の頃をしのぶ明け暮れがしるされている。さぬきのてんじにっき。

さぬき‐へいや【讚岐平野】🔗🔉

さぬき‐へいや【讚岐平野】 香川県主要部を占める平野。瀬戸内海に面し、鴨部(かべ)川、香東(ごうとう)川、財田(さいた)川などの多数の河川がつくった複合扇状地状の三角州。古くから水田が開発された。

さぬき‐ぼり【讚岐彫】🔗🔉

さぬき‐ぼり【讚岐彫】 香川県高松地方で行われている木彫彩漆の一種。木地に唐草などを彫刻し、各種の彩漆を塗ったもの。中国の彫漆や南方漆器の影響を受け、江戸末期に玉楮象谷(たまかじぞうこく)がその基礎を築いた。

さぬき‐わらざ【讚岐藁座】🔗🔉

さぬき‐わらざ【讚岐藁座】 讚岐国(香川県)から産する円座(えんざ)。また、円座の通称。讚岐円座。

さん【賛・讚】🔗🔉

さん【賛・讚】 1 漢文の文体の一つ。人の美徳や事物の美しさをほめたたえる文章。多くは、四字一句で、韻をふむ。 2 絵のかたわらに、その絵の題として、あるいはその絵にちなんで書かれた詩、歌、文章。画賛。 3 偈頌(げじゅ)をもって仏の徳をほめたたえたもの。梵讚(ぼんさん)。和讚。 4 批評。非難。→賛を付ける。 ●賛を=付(つ)ける[=打(う)つ・入(い)れる] あれこれと批評する。悪口を言う。非難する。けちをつける。*浮・好色二代男‐一「朝がへりの客に賛付るに独も違はず」

さん‐か【賛歌・讚歌】🔗🔉

さん‐か【賛歌・讚歌】 1 何かをたたえる歌や楽曲。「青春賛歌」 2 =さんびか(賛美歌)

さん‐し【賛詞・讚詞】🔗🔉

さん‐し【賛詞・讚詞】 ほめことば。賛美のことば。

さん‐じ【賛辞・讚辞】🔗🔉

さん‐じ【賛辞・讚辞】 賛美することば。ほめことば。

さん‐しゅ【讚衆】🔗🔉

さん‐しゅ【讚衆】 仏語。 1 灌頂(かんじょう)や法会などの時、讚誦(さんしょう)などの役をつとめる僧。数人または数十人で梵唄(ぼんばい)などをうたう。 2 真宗で、法会の儀式に従い、雑事などにあたる僧。 3 浄土宗で、最下級の僧。

さん‐しゅう【讚州】(‥シウ)🔗🔉

さん‐しゅう【讚州】(‥シウ) 讚岐国(香川県)の別称。

さん‐しょう【賛称・讚称】🔗🔉

さん‐しょう【賛称・讚称】 ほめたたえること。ほめそやすこと。称揚。

さん‐・する【賛する・讚する】🔗🔉

さん‐・する【賛する・讚する】 〔他サ変〕さん・す〔他サ変〕 1 力を添える。助ける。援助する。 2 同意する。賛成する。 3 ほめる。ほめたたえる。*大唐西域記長寛元年点‐一「武功の績を賛(サン)すれば」 4 絵画などに、賛の辞を記す。

さん‐たん【賛嘆・讚歎・讚嘆】🔗🔉

さん‐たん【賛嘆・讚歎・讚嘆】 1 (―する)感心してほめること。感嘆して称賛すること。 2 (「さんだん」と濁る)仏語。 (―する)偈(げ)を唱えて仏徳をほめたたえること。平安初期から行われた、国語による仏教讚歌。法華讚歎、百石(ももさか)讚歎、舎利讚歎など。前二者は和歌の体。

さん‐だん【讚談】🔗🔉

さん‐だん【讚談】 1 (もと「讚歎」か)仏徳などをほめ語ること。称賛して語ること。 2 事の是非を論じ合うこと。 3 取り沙汰すること。評判。*歌謡・閑吟集「お側にねたとて、皆人の讚談ぢゃ」 [補注]2、3については「沙汰」の変化という説がある。

さんだん‐まいり【讚談参】(‥まゐり)🔗🔉

さんだん‐まいり【讚談参】(‥まゐり) 讚談を聞きにいくこと。

さん‐び【賛美・讚美】🔗🔉

さん‐び【賛美・讚美】 ほめたたえること。賞賛。賞揚。

さんび‐か【賛美歌・讚美歌】🔗🔉

さんび‐か【賛美歌・讚美歌】 (英hymn の訳語)キリスト教会の礼拝の時にうたわれる神を賛美する歌。

さん‐ぴょう【賛評・讚評】(‥ピャウ)🔗🔉

さん‐ぴょう【賛評・讚評】(‥ピャウ) 称賛した評論をすること。ほめたたえた批評をすること。また、その評。

さん‐ぶつ【讚仏】🔗🔉

さん‐ぶつ【讚仏】 仏の功徳を賛嘆すること。仏のありがたさをほめたたえること。嘆仏。

さんぶつ‐え【讚仏会】(‥ヱ)🔗🔉

さんぶつ‐え【讚仏会】(‥ヱ) 仏語。讚仏のために営まれる法会。特に真宗本願寺派で、春、秋二季の彼岸会のこと。

さんぶつ‐か【讚仏歌】🔗🔉

さんぶつ‐か【讚仏歌】 仏語。仏を賛嘆する歌。仏前で詠む和讚、今様(いまよう)、偈(げ)、詩、和歌、訓伽陀(くんかだ)など。

さんぶつ‐げ【讚仏偈】🔗🔉

さんぶつ‐げ【讚仏偈】 仏語。仏の功徳を賛嘆した偈。特に「無量寿経‐上巻」にある法蔵菩薩が世自在王仏を賛嘆した「光顔巍々」で始まる一偈八十句。

さん‐ぶつじょう【讚仏乗】🔗🔉

さん‐ぶつじょう【讚仏乗】 仏語。一切の衆生をことごとく成仏させる一乗真実の教法を賛嘆すること。仏乗を賛嘆すること。

さん‐もんと【三門徒・讚門徒】🔗🔉

さん‐もんと【三門徒・讚門徒】 越前国(福井県)におこなわれた真宗の一派。本願寺三世覚如の門弟である如導と、その秘事法門を伝えた道性・如覚の三人の門流で、如導の門流である専照寺の三門徒派、道性の門流である証誠寺の山元派と亳摂寺の出雲路派、如覚の門流である誠照寺の誠照寺派の総称。三門徒四箇本山ともいう。

さんもんと‐は【三門徒派・讚門徒派】🔗🔉

さんもんと‐は【三門徒派・讚門徒派】 真宗十派の一つ。秘事法門をとなえた如導を派祖とし、福井市の専照寺を本山とする。はじめ真宗大谷派に属していたが、明治一一年別派として独立。

さん‐よう【讚窯】(‥エウ)🔗🔉

さん‐よう【讚窯】(‥エウ) 讚岐国(香川県)三本松で焼かれた陶器。天保三年高松藩が京都の名工仁阿弥道八(にんなみどうはち)を招いて開窯。亀甲型中に「讚窯」という銘印を押す。讚窯道八。

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