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かえり・みる【顧みる】カヘリミル🔗🔉

かえり・みる【顧みる】カヘリミル 他上一 ふりむいて後ろを見る。振り返る。また、首を動かして辺りを見る。 「姉は後ろを歩く妹を━・みた」 「『先刻表へ出て、あの花を買って来ました』と代助は自分の周囲を━・みた漱石」 「左右を━・みて言葉を続ける」 過ぎ去ったことを思い起こして考える。回顧する。 「過去を━」 「わが身の上を━」 「過去の小事件など、誰も捨てて━・みない」 心にかける。気にかける。 「危険も━・みないで旅立つ」 「失礼をも━・みずにお伺い致します」 「料理が冷めるのも━・みずに話し込む」 多く、否定的文脈で使う。 ◆「返り見る」意。 関連語 大分類‖不快な心の状態‖ふかいなこころのじょうたい 中分類‖反省‖はんせい

明鏡国語辞典 ページ 1062 での顧みる単語。