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あそ‐こ【処・所】🔗🔉

あそ‐こ【処・所】 遠称の指示代名詞 話し手が自分からも聞き手からも遠く離れている場所(=目に見える場所)を指し示す語。あの場所。 「ここより━の方が暖かそうだ」 「ほら、━に空席がある」 ◇多く、現物を指でさす行為を伴う。 話し手が聞き手も知っていると思う場所(=頭の中で思い描く場所)を指し示す語。あの場所。例の場所。 「━で会おう」 「今も━にお住まいですか」 「━(=あの店)はまだやっているよ」 物事の局面や文脈などを漠然と指し示す語。また、事態の進展の度合いを相当なものとして指し示す語。 「━から話はもつれ始めた」 「━で反論すべきだった」 「━まで知っているとは驚いた」 ◆ややくずれた言い方で「あすこ」とも。

明鏡国語辞典 ページ 116 での彼処単語。