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あそ・ぶ【遊ぶ】🔗🔉

あそ・ぶ【遊ぶ】 自五 勉強や仕事を離れて好きなことをして時間を過ごす。 「子供たちが野球をして━・んでいる」 「━・んでばかりでちっとも仕事をしない」 「童心に返って子供と━」 「友達の家に━・びに行く」 「よく学び、よく━・べ」 ◇楽しげにふるまう意で動物にも転用する。「子犬がじゃれ合って━・んでいる」 飲酒・かけ事・色事などにふける。遊興ゆうきょうする。 「いつもの仲間と盛り場で━」 「夜な夜な紅灯のちまたに━」 「━金が欲しさに盗みを働く」 「━・び歩く」 仕事や勉強など有意義なことをしないで(または、定職などが得られなくて)ぶらぶらする。遊び暮らす。また、学生が大学などの籍が得られない状態で過ごす。 「遺産で毎日を━・んで暮らす」 「失業して半年ほど━」 「一年━・んで志望校に合格した」 《「〜に━」の形で》他の土地に行ってそこの風物などを楽しむ。遊歴する。また、他の土地に行って勉強する。他郷に学ぶ。遊学する。 「秋の一日を嵐山あらしやまに━」 「一月余り北欧に━」 「三年間ソルボンヌに━」 場所・機械・資金・労力などが有効に使われないでいる。 「不況で機械が━・んでいる」 「━・んでいる土地を有効に使おう」 「彼を━・ばせておくのはもったいない」 物事の処理や作品の制作などに当たって、ゆとりをもってふるまう。また、興の赴くままに対処してまじめさを失う。 「ユーモアたっぷりに━」 「━・び過ぎて、冗長感が残る作品となった」 野球で、打者の打ち気をそらすために、投手が故意にストライクを避けてボールを投げる。 「一球━」 ◆楽しむ意の他動詞としても使う。「老年期を豊かに━」「気ままな生活を━」 遊び 関連語 大分類‖見る‖みる 中分類‖観光‖かんこう 大分類‖遊ぶ‖あそぶ 中分類‖娯楽‖ごらく 大分類‖遊ぶ‖あそぶ 中分類‖遊ぶ‖あそぶ

明鏡国語辞典 ページ 117 での遊ぶ単語。