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あだ【仇】🔗🔉

あだ【仇】 恨みを抱いている相手。仇敵きゅうてき。かたき。敵。 「親の━を討つ」 恨み。怨恨えんこん。遺恨。 「━を報ずる」 「━に思う」 ひどい仕打ち。また、仕返し。報復。 「恩を━で返す」 「━を取る(=仕返しをする)」 害をなすもの。また、害。 「放言が━をなす」 「親切のつもりが━となる」 ◆室町期まで「あた」と清音。 寇」「賊」「讐」とも。「仇」は恨みをもつ相手・恨み・仕返し・害、「寇」は外敵、「賊」は強盗・反逆者・外敵、「讐」は自分に対抗するかたきの意で、それぞれ使い分けることもあるが、今は一般に意味の広い「仇」を使う。 関連語 大分類‖自己と他者‖じことたしゃ 中分類‖‖てき

明鏡国語辞典 ページ 118 での単語。