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かんがえ【考え】カンガヘ🔗⭐🔉
かんがえ【考え】カンガヘ

名
考えること。また、考えて得た結論・決意・意見・判断・予測など。
「━をまとめる」
「相手の━を聞く」
「よい━が浮かぶ」
「━が甘い」
「相手がそうならこちらにも━がある」
関連語
大分類‖考える‖かんがえる
中分類‖考える‖かんがえる
「考え・意見」の敬語表現
〔尊敬語〕
お考え
「失礼とは存じますが、先生のお考えを伺いたく存じます」
思おぼし召し
「御寄付のほうは思し召し(程度)で結構でございます」
貴意
「A社との価格交渉は貴意のとおりに進めたく考えております」「情理を尽くした貴意に接し、心揺すぶられる思いです」
貴説
「貴説に心から同意いたします」
御意見
「編集部までどしどし御意見をお寄せください」
御意向
「最終的な決断は、先生の御意向を伺ってからにしましょう」
高見・御高見
「御高見を賜りたく、よろしくお願い申し上げる次第です」「御高見、ありがたく承りました」
高説・御高説
「御高説、ありがたく拝聴[拝読]しました」「御高説を賜りたくお願い申し上げます」
高慮・御高慮
「大兄の御高慮に深く感謝申し上げます」
高論・御高論
「御高論を賜り、誠にありがたく存じます」「御高論、謹んで拝聴いたしました」
御賢慮
「御賢慮、誠にありがたく拝聴いたしました」
御了見
「この期に及んで協力できないとは、いったいどういう御了見でしょうか」
*「すぐれた考え」を意味する語として、「至論」「卓見」「達見」「達識」などがある。これらは、相手の考え・見識をすぐれているとする評価を含む語で、目上の人には使いにくい場合が多い。「×
先生、今のお話は誠に卓見ですね」
〔謙譲語〕
管見
「管見では[管見によれば]、精神の荒廃に最大の原因があります」「管見では、この問題がそのような視点で論じられたことはない」
愚案
「愚案にすぎませんが、とりあえずお目にかけます」
愚見
「ご指名に応じて、愚見をひとくさり申し述べました」
愚考
「失礼を省みず、愚考を述べさせていただきました」
愚説
「ふつつかながら、少しでもお役に立てればと思いまして、少々愚説を申し述べました」
愚論
「愚論をお目にかけたく、掲載紙をお送り申し上げます」
私見
「雑誌に私見を述べましたので、御覧いただければと存じます」「私見にすぎませんが、私の考えるところを述べさせていただきます」「私見によれば、その仮説は成り立たない」
小見
「ふつつかながら、小見を述べさせていただきます」「小見ながら、披瀝ひれき申し上げます」
小考
「もとより卑見小考の類、皆さんの容赦のない御批判を仰ぐ次第です」
小論
「その点につきましては小論をご参照いただきたくお願いいたします」
拙論
「拙論をお褒めくださり、欣快に[心うれしく]存じます」
浅見
「浅見ながら、披瀝ひれき申し上げます」「浅見ですが、しばらくの間皆さんのお耳を拝借できればと思います」
卑見
「及ばずながら、一言いちげん卑見を申し上げます」
*これらの語の多くは、謙譲表現としてだけでなく、「個人の考え」「つまらない考え」などの意味でも使う。「私見(=個人の見解)は慎みなさい」「愚考(=おろかな考え)をいくらめぐらしても、しようがない」































明鏡国語辞典 ページ 1350 での【考え】単語。