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くも・る【曇る】🔗⭐🔉
くも・る【曇る】

自五
空が雲でおおわれる。
「西の空が━・ってきた」
「どんよりと[うっすらと]━」
「人生、晴れる日もあれば━日もあるさ(=人生が順風満帆ばかりではないことをいう)」
透明なものや反射するものが水滴やよごれでおおわれ(て、はっきりと見えなくな)る。
「湯気で鏡が白く━」
「汗と汚れで眼鏡が━」
「涙で━・った(=うるんだ)目をハンカチでぬぐう」
「感動の涙で画面が━」
悲しみや心配などのために、心持ちや表情などがはればれしなくなる。
「危篤の知らせに心[表情]が━」
《「声が━」の形で》悲しみや涙のために、声が晴れやかさや明瞭めいりょうさを失う。曇り声になる。
「涙
に/で
声が━」
◆「雲」が動詞化した語。

⇔晴れる
「雲る」と書くのは誤り。
曇り
関連語
大分類‖自然の現象‖しぜんのげんしょう
中分類‖曇る‖くもる














明鏡国語辞典 ページ 1795 での【曇る】単語。