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「過つ」は本来、自動詞「誤る」の他動詞形。今では、ともにほぼ他動詞「誤る」で置き換えることができるが、「過つ」には古風な文章語の趣がある。意味的🔗🔉

「過つ」は本来、自動詞「誤る」の他動詞形。今では、ともにほぼ他動詞「誤る」で置き換えることができるが、「過つ」には古風な文章語の趣がある。意味的には「過つ」がその犯罪的・道義的な側面が強調されるのに対し、「誤る」は単なる失敗を言う趣が強い。連用形で語形が重なる「過って/誤って」の場合も同様。「過って爆発事故を引き起こす」「過って重要書類にお茶をこぼす」「誤って(=誤認して)入れ違える」「誤ってお茶をこぼす」 過ち 関連語 大分類‖違う‖ちがう 中分類‖間違い‖まちがい 大分類‖違う‖ちがう 中分類‖失敗‖しっぱい あやまり【誤り(り)】 物事が本来あるべきものと食い違っていること。正しくないこと。間違い。誤ごびゅう。ミス。 「用字の━を正す」 「記憶の━を指摘する」 「判断の━に気づく」 「弘法こうぼうにも筆の━」 関連語 大分類‖違う‖ちがう 中分類‖間違い‖まちがい 大分類‖違う‖ちがう 中分類‖失敗‖しっぱい

明鏡国語辞典 ページ 202 での◆「過つ」は本来、自動詞「誤る」の他動詞形。今では、ともにほぼ他動詞「誤る」で置き換えることができるが、「過つ」には古風な文章語の趣がある。意味的単語。